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素材サイトの利用規約って読まないとだめ?

この記事は素材を使うときに、著作権にひっかかって困ったことにならないようにするための利用規約について書いていきます。

そもそも「著作物」ってなに?

まず著作物とは何なのかを知る必要があると思います。著作物というのは創作的な表現のことを指します。例えば、漫画やアニメの画像なんかはわかりやすい著作物です。著作権を考える上で、この著作物なのかどうかを見分けるのがスタートかなと思います。

あきらかに著作物とわかるようなものは営利目的に限らずSNSなどで勝手に使うのはよろしくないかと思います。アニメのアイコンをプロフィール画像にしたりするのも、厳密にいうと著作権上良くない行為とのことです。ただし、権利者がここまでなら使っていいよ、などと示しているものに関しては範囲内であれば大丈夫です。

素材サイトの利用規約は読むべき?

利用規約って大事なことがかいてあるのはわかっていても、全部読むのは結構しんどいですよね。ありとあらゆることが書いてあるので隅から隅まで読む必要はないとは思いますが、「使用」に関する注意点のところは読むべきです。

「素材」はだいたい著作物になりますが、規約でこういう使い方はオッケーですよ、と書いてあると思います。この条件を知っておくことがトラブル回避となります。どこのサイトもこの部分はわかりやすくまとめてあったりするので、理解しておくといいと思います。

フリー素材といえど無料でどんな使い方をしてもいいというわけではないので、ちゃんと読んでから使ったほうがいいと思います。

大丈夫と思って使った後に注意書きに気づいて困って、弁護士さんに相談などということもあるようなので、あらかじめ理解しておくのが大事かなと思います。

※この記事は、ローカル素材サイトMAST主催のイベント「制作トラブルを回避する著作権のこと 」において、弁護士である「デザイナー法務小僧」さんのお話をまとめたものです。

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