B.LEAGUE AWAED SHOW 2022-23 の感想
まずは、受賞したみんなおめでとう!!!
Bリーグ、今シーズンもめちゃくちゃ楽しかった。
正直各チーム今のメンバーでまだまだ試合を見ていたかったけど、プロだからしゃーない。
それと受賞した選手のことをちゃんと称えよう。
いろいろ言いたいことがあるのは分かるし(このノートでも文句言うけど)、河村ベスト5のリプ欄にビュフォードのことしか書いてなかったのはちょっと悲しい。
それビュフォードベスト5のところで言ってあげようぜって思ったらすごい団結力でビビったw
各表彰
レギュラーシーズン最優秀選手賞(MVP)
まず普通にすげーよ。しかも各チームからエースストッパーを当てられる状態で。
スタッツも化け物だけど、個人的に一番評価に値するのは残留争いしていたチームをCSに導いたこと。
MVP受賞の資格は十分持っている。誇っていい。
そのうえで、、
みんなの言いたいことは分かる。
「河村もすごかったけど、MVPはビュフォードだろ!」
確かにその意見もわかる。
すごいところ①
Mr.トリプルダブル 今季だけで11回、CSのQFではシリーズトリプルダブルという偉業を成し遂げた(いずれもBリーグ史上初)
すごいところ②
Mr.クラッチ 軽く調べただけでも
12月の千葉戦、2月の北海道戦、4月の群馬戦、4月の広島戦でチームのラストショットを任され、いずれも沈めている。
すごいところ③
Bリーグ3年目 相手は日本トップのバスケの能力の持ち主たちだ。当然データ面での分析も進んでいるはず。にもかかわらず、それを実力でねじ込んでくるのだからどうしようもない。
ビュフォードのすごいプレー動画まとめ👇
ビュフォードがMVPに選ばれなかった理由
別にリーグの話題作りでも国籍差別でもない。アクア☆マジックに嫉妬したB-ROSEの陰謀でもない。ちゃんと理由はある。
理由① 決定方法が悪い
現状のルールだとベスト5にふさわしい人投票の中で最多票を得た選手がMVPを受賞する。
昨今のバスケはガードを主体にチームを組み立てることが多く、Bリーグもその例に漏れない。
したがってこのルールだとインサイドプレーヤーは不利になる。
MVP選出専用の投票をしたらビュフォードが選ばれるはずだ。
理由② 投票権の配分が良くない
ベスト5選出の投票はB1の各選手・HC、メディアによって行われる。
ただし、B1の各選手・HCは1票ずつで、メディアは3票ずつだ。確かにメディアの方々にはスポンサーをやっていただいているところも多いし、Bリーグの盛り上げに貢献してもらっている。
だけど、Bリーグについての詳しさで言えばどうやっても選手たちに劣るわけで、投票権は単純に1票でいいんじゃないかと思ってしまう。。
投票しているメディア一覧(昨シーズン版)今シーズン版はどこかで見たけど見つけられなかった👇
レギュラーシーズンベストファイブ(BEST5)
#5 河村 勇輝 横浜ビー・コルセアーズ(初受賞)
上記の通り。すごかった。文句なし。
#2 ぺリン・ビュフォード 島根スサノオマジック(初受賞)
こちらも文句なし。実質MVPみたいなもんだ。誇っていい。
#2 富樫 勇樹 千葉ジェッツ(7年連続7回目)
「名前で呼ばれた!」と言われそうだが、落ち着いてほしい。
けが人続出の歴代最高勝率チームで全試合出場。クラッチタイムも安定の強さ。
受賞資格は十分だろう。
#31 原 修太 千葉ジェッツ(初受賞)
「島田の贔屓か」と言われそうだが、落ち着いてほしい(2回目)。
ベストディフェンダー賞を獲得するほどの鬼ディフェンスで、チームの躍進に貢献した。過去にも遠藤や藤井などディフェンスを売りにしている選手がベスト5に選出されており、その傾向から言っても受賞はおかしくないはずだ。
個人的にディフェンダーにスポットライトが当たるのは好ましい傾向だと思っている。若いプレイヤーたちもディフェンス頑張れば認められるんだ!って思えるしね。
#34 クリストファー・スミス 千葉ジェッツ(初受賞)
「また千葉かよ」と言われそうだが、落ち着いてほしい。(3回目)
今季はシーズン平均17.0pts、3FG43.8%(リーグ2位)の活躍。二年目の日本でさらなる脅威を見せた。個人的にはレイアップ系のフィニッシュが多彩になった気がする。
ただ、、
「琉球を西地区優勝に導いたリバウンド王クーリーじゃね?」
「また琉球だけ仲間外れかよ」という声が聞こえてきそうだ。
確かにその通りだ。
下の写真をみてほしい。
BEST5投票結果👇
クーリーがベスト5に選ばれなかった理由
インサイドプレーヤーだから。
先程、ビュフォードMVPのところでも書いたが、そもそもこのレースはインサイドプレーヤーには不利だ。
明確なスタッツではなく主観で選ぶ以上(もちろんスタッツも配られているだろうが)、
しれっとオフェンスリバウンドから得点を積み重ねてくれるクーリーよりも、ハイループで印象的なスリーを決めるスミスの方が有利だ。(どちらが優れているとかではない)
ただ賞に選ばれなかったからと言って、今季のクーリーさんの働きがなくなるわけではないので、琉球ブースターにはクーリーの強さについて語り続けていてほしい。
記録は話題になることで人の記憶に残るから。
ベスト6thマン
#34 クリストファー・スミス 千葉ジェッツ(2年連続2回目)
これはいいと思う。ただ藤井の時も思ったけど、ベスト5との同時受賞はやっぱり違和感を感じるかな。
次点でダーラムもよかった。
新人賞
#5 河村 勇輝 横浜ビー・コルセアーズ(初受賞)
いいと思うけど、まだ新人賞の資格持ってたんだっていう驚きはあるw
もう新人じゃないでしょw
ベストディフェンダー賞
#31 原 修太 千葉ジェッツ(初受賞)
1on1もうまいんだけど、ヘルプディフェンスが激やば。
普通のチームはドライブされたらセンターのところに追い込んで守るんだけど、千葉では原がヘルプの役割をするのでセンターが楽にリバウンドを取れる。
ベストタフショット賞 presented by G-SHOCK
#19 西田 優大 シーホース三河(初受賞)
これは投票の段階から結構荒れたよね。。クラッチシュートはタフショットなのかとか。
個人的には、外したら負けの状況のシュートはタフショットに入れてもいい気もする。
最優秀ヘッドコーチ賞
HC 桶谷 大 琉球ゴールデンキングス(初受賞)
琉球に悲願のチャンピオントロフィーをもたらした名将。短期決戦の戦い方もお見事だった。
桶谷HCが素晴らしいというのを前提として言わせてもらうと、
去年から個人的には、シーズンの最高勝率チームのHCがもらうべきだと思っている。長いシーズンでコンディションも含めてチームをコントロールしたという意味でね。
最優秀審判賞
#77 加藤 誉樹(7年連続7回目)
安定感あるよね。外国籍も含めて選手とのコミュニケーションを一番とっているイメージがある。早く加藤さんと漆間さんに次ぐ第三、第四のプロレフリーが増えていってほしいな。
B2レギュラーシーズン最優秀選手賞(MVP)
#5 マット・ボンズ 長崎ヴェルカ(初受賞)
昇格おめでとー。来季B1の舞台で見られることが楽しみ。
その他表彰
まとめ
受賞した皆さんおめでとうございます。
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