見出し画像

今週読んだ本「ほんとうの定年後」

とにかく本が好きで読むのがとても速いため、基本買わずにすべて図書館で本を3〜4冊ずつ借りては読んでいる私の読書記録。(いいよと聞いたらその場ですぐにオンライン予約)

今週も、ずーっと前に借りていたものや、それほど人気のない本などだったようでサクサクと借りられました。今4冊読みかけなので、今日明日で読み終わるような気がしている。(新しく借りられる本も2冊ある!)
そして、あらためてたくさん本読んでるなあと自分でも思ってきたので、今年読んだ本をカウントしてみることにした。今年に入ってからは23冊読んだっぽい(漫画は数百冊以上読んでいるので、ノーカウント)
つくづく、読むのが早くてよかったと思いつつ、こうやって書き起こしておくことで、少しだけ自分の身になるのでとてもありがたい。

24.ほんとうの定年後 「小さな仕事」が日本社会を救う

手元に置きたい度:★☆☆☆☆

60歳から80歳の仕事の真実、というお話で、様々なデータを基に、実際に定年後にどのような働き方をし、そしてどの程度の年収なのか、それに対してどのように感じているのか、といったことを分析した話。

今定年後の人々のお話なので、その人たちの現役時代の働き方はもちろん現代現役世代の我々とは違うし、そして我々が定年を迎える頃にはまた違った状況になっているのだろうとは思う。

でもそれを前提としたとしても、なんというか、定年後の人たちは収入は減るけれど、「働きがい」「やりがい」を持って働いていて「働くことへのストレスが減っていく」ということが、驚きだった。
そして相反するように、20代〜40代に向けてどんどん増えていく「仕事へのストレス」も衝撃的だった。
なんでみんなこんなに苦しい思いして働いているんだ?
結婚・子どもとイベントが多く支出が多く発生するから、そこに対して稼がなければいけないという義務感で、ストレスを抱えて働いている、と考察があったけど、なんという本末転倒…。

定年後は支出がぐっと減るため、収入が少なくても十分済むため、「やりがい」「人とのつながり」「社会貢献」などにフォーカスして、週3〜4など自分の体力に合わせて、自分にとってストレスの少ない仕事を選択し、そして趣味にも時間が使えている、と。

え、それ別に定年後じゃなくてもよくない?ずっとその世界線で生活したいよ、て言うのがまず大きな感想だった。
やっぱりまず資産形成をある程度して、無駄な支出を抑えつつ、自分の時間を切り売りしなくても収入が入ってくる状態にしつつ、ストレスなく働きたい。

あとは50代が転換期で、そこで役職定年になる人も多く、これまで地位を築いてきた人にとっては、これまでのような働き方ができない、もしくは、働き方はそのままなのに収入が減少するストレスが発生する、ということもあると。
私がいる業界やポジション的には、そういったことはないんだけども、やっぱり50代になっても今の仕事しているのかなあとはずっと疑問なので、それまでに資産形成をしてゆるFIRE状態で、やりたい仕事をしたいなあ。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?