今週読んだ本 LIFE SHIFT2、なんでも見つかる夜にこころだけが見つからない
ひとまず2冊。やっと借りられた本たち。古い本しか最近借りられない。
まだまだ本が枯渇気味で、本屋に行っては立ち読みしてざざっと読んで、これはじっくりと読みたいなと思ったらその場で図書館Web予約をして、どんどん予約が溜まっていってる状況です。
人気の本ばかりでなかなか借りられないー。
まんがでわかる LIFE SHIFT 2(ライフ・シフト2): 100年時代の行動戦略
手元に置きたい度:★☆☆☆☆
Youtube動画で見かけて、LIFE SHIFTが1と2があって、あと漫画と大元の文章のやつがあって迷ったけど、ひとまず漫画を読んでみた。
漫画のため、大変読みやすく15分もかからずに読み終わった。
海外転勤を繰り返してきたサラリーマンが、やっと落ち着いて家を買い同じ場所で暮らしていこうと決めたときに、また海外転勤の話を持ちかけられ、行けば出世、行かなければ出世コースからは外れるぞという選択肢をせまられることから始まる。
上海にいたときに周りはほとんど駐在員だったので、帰任時に悩んでいる人をたくさん見かけたのでとても気持ちはわかった。
(若手で駐在はかなり少なくて、商社金融くらい。大体の人が30代後半〜50代でのメーカー系の駐在で、帰任のころには帰るポジションがなくなっていて、人事や広報にいかされ、上海駐在のときにあれほど実績を出してたのに…て姿をたくさん見かけた。そこで転職しちゃう人も多い)
そして、本当にその2つの選択肢だけなのか?会社員という道以外もあるのではないか?と周りの友人の影響を受けて考え始める主人公。
そして会社員だけが人生ではない、と気づいていくんだけど、ここまで典型的サラリーマンは私の周りにはいないので(でもまだまだ今の日本はこういう考え方の人も多いのかな)、ほーとだけ思った。
ただ、考えさせられたのが、今の仕事は50代まではやれるだろうなと思うけど、その先に続けていく姿は浮かばないので、どういった方向でいこうかなとは思った。
自分のスキル、やりたいこと、そしてそこに学んでスキルや知識をプラスして、50代からどう切り替えていくのか。
今から種まきをしていったほうが良さそうだなと思った。
やりたいことはやっぱり本に関わること、あと中国語や中国に関わること。
昔、司書資格は取ったなあ。(毎週12本論文書いて死ぬかと思った)
中国語は学んでスキルを磨いておくと少しプラスの武器にはなると思うので、あらためて勉強ちゃんとして通訳できるくらいになりたい。
なんでも見つかる夜に、こころだけが見つからない
手元に置きたい度:★★★☆☆
昔見かけて、疲れた心で読んでも優しい言葉で書かれていそうだなと気になって姉にすすめていた本。
あらためて姉にすすめられたので、読んでみた。
臨床心理士の方が著書で、色々な人の苦悩にどう対処していくかという話ではあるんだけど、全体的に文体が優しくて、苦しくならない。
この本でも紹介されてたけど、「ポジディブばんざい!」「心は考え方次第!」「自分に打ち勝つ!」「とにかく動いてみろ!」とか、そういうガツガツした本は、合うときと合わないときがあって、あああ、、今の私には無理なんです…と読むのもしんどくなっちゃうやつがある。
もちろんタイミングと状態がかちっとあえば、これだ!ていい方向に進むんだろうけど、合わないと、これもできない私…て逆に落ち込んでしまう。
そういうのではなくて、ポジティブがいい、ネガティブが悪いではなくて、2つはどちらもいい面と悪い面があって、混ざり合ってるもので、白黒つけるものではないよ、とか。
例え方も、「馬とジョッキー」とか(ジョッキーは前に走らせたがり、馬はとどまりたがったりとか)、すーっと心に入ってくる表現になっている。
人って単純じゃないから、いくつかの補助線が必要で、そしてすぐに解決するものではなくて、でも助けてくれる補助線はあるんだよ、て教えてもらえた気がする。
ああ、もう疲れちゃったな、とか、しんどくなっちゃったな、てときでも、無理せずに読める本なのでオススメ。
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