ファンタジー詩:故障と友情
眼鏡のレンズに付いて乾燥した
水分を拭き取り上げた顔は
時々ドジを踏んでは風呂場を覗く
普段の彼とは違い
覚悟が表れていて私は
そのギャップに胸がキャンとなる
急な落雷と停電で猫型ロボが
活動停止!?そんな連絡を受けて
仲良しの3人部屋を訪れて
泣き喚く彼をなだめたけれど
正直どうしたらよいかわからない
「今日は僕がしっかりしないと」
眼鏡を拭いて呟きそう決意した
彼の指示で異次元につながる
ロボのお腹から色々道具を出し
力を合わせて通電・修理に成功
再起動したロボは3人に開口一番
また彼が下手こいて迷惑かけた?
なんて言うから4人は大笑い
普段の笑いと違うのは皆
泣き笑いだったという
ところだけだった
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