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第121回おうちでレガシー カバレージ Round3 Poporon(フェニックスアライブ) VS スン(Doomsday)
今、青黒という色の組み合わせがアツい。 …いや少し前から、具体的には《オークの弓使い》が出た頃から言われていた事ではあるのだが、「モダンホライゾン3」で《超能力蛙》《知りたがりの学徒、タミヨウ》《ネザーゴイフ》といったカードが供給されたことが決定打と言えよう。今日もどこかでこれらを採用したディミーアテンポが活躍している。 これだけ一つのカラーリングが強化されると、このようなことを考える人が出てくるのが世の常である。 「デッキの色が合うなら、こいつらをデッキに入れてもいい
第121回おうちでレガシー カバレージ Round2 だばちゃん(スタイフルノート) VS なぼっくす(《ネクロドミナンス》コンボ)
ここに《ネクロドミナンス》を軸に据えたコンボデッキを持ち込んだ人間がいる。名は「なぼっくす」。以前レガシーで話題になった「ネクロストーム」を改良し、より安定して《ネクロドミナンス》を唱えた後の動きを可能とするデッキである。 …が、ここでこのなぼっくすに刺客が迫る。その刺客の名は「だばちゃん」。以前なぼっくすより先に《ネクロドミナンス》コンボを研究し、このイベントで3-0し、「もう二度と使わない」と言い切り決別した人間である。 今回だばは「スタイフルノート」をチョイス。《フ
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第120回おうちでレガシー カバレージ Round3 けんだま(セファリッド・ブレックファースト) VS Swimmy(Death and Taxes)
《悲嘆》亡き今、次に来るデッキは何であろうか?色々あるだろうが、今回おうちでレガシーの決勝戦に勝ち上がってきたデッキを見ると、そのヒントが得られるかもしれない。 「けんだま」が持ち込んだデッキは「セファリッド・ブレックファースト」。《セファリッドの幻術師》を主軸としたコンボデッキであり、最短2ターン目にゲーム決まるほどその展開は苛烈。更に最近は相性のいい《有翼の叡智、ナドゥ》も採用されており、より堅牢なものとなっている。 「Swimmy」の「Death and Taxes
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第119回おうちでレガシー カバレージ Round3 だばちゃん(ディミーアリアニメイト) VS スン(セファリッド・ブレックファースト)
「おうちでレガシー」。Discordを介して家にいながらレガシーを遊ぶことができるイベントである。その遊び方はさまざまであり、ユニークなデッキを持ち込んだり、あるいはメタデッキの調整であったり、プレイヤーの数だけ遊び方があるといっていい。 そして、その中でこの環境を最も謳歌しているといっていいのが、このイベントの名物プレイヤー「だばちゃん」である。彼の本イベントに対する姿勢は以下の通り一貫している。 「酒を飲みながら遊ぶカードゲームは最高や!」 …言われてみれば当たり前
第119回おうちでレガシー カバレージ Round2 Halkeye(エルドラージ) VS だばちゃん(ディミーアリアニメイト)
一口に「ディミーアリアニメイト」というと、何を連想するだろうか。《意志の力》《目くらまし》を採用し、《超能力蛙》などの軽量クリーチャーをバックアップして勝利するテンポデッキの側面も持ちつつ、《納墓》で各種クリーチャーを墓地へ送り込み、大型クリーチャーを釣り上げて勝利することも可能という、非常に器用なデッキである。 が、今回「だばちゃん」が持ち込んだデッキは…何か雰囲気が異なる。確かにカラーリングは青黒なのだが、《意志の力》も《目くらまし》もオミットされ、どちらかというと黒単
第119回おうちでレガシー カバレージ Round1 Swimmy(Death and Taxes) VS Ebiota(出産の殻)
「Death and Taxes」。相手のマナやリソースをそぎ落としつつ責め立てる白を基調としたアグロデッキであり、レガシーを代表するデッキの一つである。 このデッキの強い動きとして「場に出たときに誘発する能力を持つクリーチャー」を《ちらつき鬼火》で使いまわすというものがある。確かに使われるカードの大半がそのような能力を有しており、それを使いまわされてしまってはたまったものではないだろう。 今回「Swimmy」が持ち込んだデッキはサイドボードに《空を放浪するもの、ヨーリオ
第118回おうちでレガシー カバレージ Round3 けんだま(セファリッド・ブレックファースト) VS Nonka(クレイドルコントロール)
「いや~この環境で《石鍛冶の神秘家》はね。ちょっとやってられないっすね~。」 こう語るのは「けんだま」。《石鍛冶の神秘家》を愛するプレイヤーだけにこの言葉は重い。しかし、カードパワーが高まってきた昨今のレガシーでは、装備品1枚をサーチするだけでは決着がつかず、ズルズルと負けてしまうと言われてしまえばそれまでではある。 そんな彼が今回用いるのは「セファリッド・ブレックファースト」。《セファリッドの幻術師》を軸に《手甲》《コーの遊牧民》を組み合わせ、セルフミルを行い勝利するコ