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村川緋杏:絶対に守りたいもの
こんにちは、まっさんです。
前回の記事を読んでくれた皆様、ありがとうございました。
4人目に紹介するのは、ピンク色担当 村川緋杏
今年アイドル活動10年目を迎えるベテランアイドルとしてCANDY TUNEを支える、グループの元気印。
根性で芸能界を渡り歩く彼女の魅力に迫る。
バラエティ
彼女はCANDY TUNEのバラエティ担当として、トークなどにおいてその場を仕切る。
KAWAII LAB.全体で見ても、バラエティアイドルとしての才能はずば抜けており
"ツッコむ際にしっかり立つ"
"振られたことに対して全力で返す"
などの若手芸人的な立ち回りをしっかりとこなす為、関西人でお笑い好きである僕から見ても、絶対に爪痕を残さんとするそのガッツには惹かれるものがある。
番組を番組として成立させるためにどういう立ち回りをして、どこでワードを残すのかなど
編集までしっかりと意識した広い視野を持ってバラエティに臨んでいるため「KAWAII LAB.の超KAWAIIへの道」という、KAWAII LAB.のアイドル達が出演するバラエティ番組においても、非常に多くキャスティングされており、彼女がいる回は安心感を持って持って観ることが出来る。
当然ながら、アイドルグループにおいてバラエティで活躍できるメンバーがいるかどうかは非常に重要である。
CANDY TUNEを知るきっかけとして、より多くの人にアプローチするチャンスが増えるバラエティで、爪痕を残して帰ってくるだけの力量がある村川緋杏という存在は、CANDY TUNEにとっても、広くはKAWAII LAB.にとっても大きな財産だろう。
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経験値
彼女の高いバラエティ力は、おそらくこれまでの長いアイドル経験から培われたものだろう。
彼女はCANDY TUNEに入る前、HKT48のメンバーだった過去を持っており、7年半という長い期間、地元福岡を拠点に活動していた。
(現在事務所の先輩にあたる同い年のFRUITS ZIPPER 赤色担当 月足天音も、過去HKT48にて活動しており、当時は村川が先輩だったという特殊な経歴を持っているため、2人は腐れ縁と呼ばれている。)
10年という長いアイドル活動の中で培われた経験値は、単にバラエティでの活躍だけにとどまらず
パフォーマンスの基礎、ファンが本当に求めているファンサービスへの理解度など、舞台上での活躍にも生かされており、この他のアイドルに真似出来ない、年月という決定的なアドバンテージは、彼女の魅力の礎となっている。
CANDY TUNEにとって
"こういう仕事したことある"
という人間が1人でもいるのは間違いなく彼女らの安心に繋がり、その場でCANDY TUNEがリラックスした状態で最大限のパフォーマンスを発揮する大きな要因に繋がる。
ベテランアイドルとして、メンバーにもKAWAII LAB.全体にも背中を見せる彼女だからこそ、周囲からそれだけの信頼を置かれるのだろう。
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服飾
村川緋杏(むらかわびびあん)という名前は本名なのだが、その名前に違わず、本人の服飾に対する熱量は尋常ではない。
長く服飾の仕事に就くことを目指しており、HKT48を卒業した際も服飾関係の仕事に就くことを目指すという理由だった。
CANDY TUNEの活動の中でも、メンバーの衣装を度々プロデュースするなど、服飾における才能を発揮していた。
そしてついに2024年12月、村川緋杏生誕祭2024のライブ中に「Visudlle」というブランドの立ち上げを発表した。
見た目や視覚という意味の
Visual(ビジュアル)
と抱きしめるというの意味の
Cuddle(カドル)
を組み合わせた造語で、みんなのビジュアルを抱きしめられるような存在のブランドを目指す、という意味が込められている。
好きという気持ちから、アイドルとしての活動を続けながらも、1度は諦めたブランドの立ち上げに至るというバイタリティの高さは、間違いなく彼女ならではの魅力である。
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ひたむき
ここまで書いてきた通り、彼女は本当に多彩な才能を持っており、華々しいアイドル生活を送っているように見えるが、その裏に、我々ファンには計り知れない努力が隠されていることが想像出来る。
彼女はHKT48という名のある地上アイドルの一員として活動する7年半の間、実は一度も選抜メンバーに入ったことがない。
48グループは選抜に入ることが出来なければ、表題曲を歌うこともCDジャケットに載ることも許されない厳しい世界であり、その中で7年半もの間活動することは、並のメンタルでは不可能だろう。
相当な苦しさを感じながらも、あらゆることに対しての努力を怠らず、ひたむきに活動を続けた結果が、現在の彼女を作っている。
彼女は自身の見た目に対し自信がないと語っており、その自信のない精神状態でも、心無い言葉をかけられることの多いアイドルという活動を続けた彼女の根性と強さは間違い無く本物だ。
裏で唇を噛み締めながらも、ただひたすらに努力を続け、アイドルと服飾という夢を絶対に諦めず、今CANDY TUNEの村川緋杏として大活躍する彼女を、僕は心の底からかわいいと思っている。
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明るさ
そして彼女の1番の魅力と言えば、やはりその持ち前の明るさだろう。
CANDY TUNEというグループは、メンバーそれぞれ
が非常に明るく、ギャルっぽさのある多幸感が非常に強いグループだが、そのCANDY TUNE全体の雰囲気を作っているのは間違いなく村川緋杏である。
彼女の持つ
ポジティブさ
ギャルマインド
満点笑顔
という魅力は、それぞれCANDY TUNE全体としての魅力にも通じている。
どんな時でも明るさを忘れずにパフォーマンスし続けてくれる彼女は、何にも変え難い幸せをあめちゃんに与えてくれるのだ。
暗く苦しいこともたくさん味わってきた彼女だからこそ、今こうしてメンバーを、あめちゃんを、強い光で明るく照らしてくれるのだろう。
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まとめ
今回僕がこうしてCANDY TUNE及びメンバーそれぞれの魅力について語るnoteを書こうと思い立ったのは、とあるインタビュー内での村川緋杏の発言がきっかけである。
以下引用文
もちろん、今きゅーすと(CUTIE STREETの略称)が売れていることに対して悔しいという気持ちは少しあるんですけど、それはきゅーすとに対してではなく、「私たちももっと何かできたんじゃないか」という、自分たち自身への悔しさや焦りなんだと思います。
出典:Real Sound 2025/01/07
CANDY TUNE、赤裸々に語るグループの現在地 後輩の躍進、バズへの意識、7人の絆「私たちって永久機関」
彼女のこの発言は、まさに彼女の根性の強さとベテランアイドルとしての貫禄を感じさせた。
事実、現在CUTIE STREETの勢いは凄まじく、先日単独でのMステ出演を果たすなど、快進撃を見せている。
僕自身CANDY TUNEももっと見てほしいと思っていたのだが、何より本人たちは悔しいだろうと考えていた。
しかし、彼女たちがこのような思いを持って前を向いているのなら、僕もあめちゃんの1人として何か出来ることを考えた結果、これを書こうと思い立った。
僕自身がそうだったように、彼女の言葉には人を動かす力がある。
口だけでなく、自分自身でその夢を体現し、10年という長期間に渡って、半端ではやっていけない世界で生きてきた彼女の言葉だからこそ多くの人の胸に深く刺さるのだ。
彼女は過去、インタビューの中で、CANDY TUNEは"絶対に守りたいもの"とインタビューで語っている。
CANDY TUNEの元気印として明るく振る舞う彼女の本質は、CANDY TUNEの活躍しやすい環境を作り、夢を叶えることの出来る、強くたくましい女性である。
その強さを持って、これから先もきっとCANDY TUNEを守り続けてくれるのだろう。
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