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inside

ここんとこ何をしててもグラのことで頭がいっぱい。ちょっとキャパオーバーなのでここに吐き出してみるね。

面白いかは分かんないし、タメになるとも思わないけど俺の心の中(inside)をつらつらと。

2→1

Bリーグ2年目から座り続けた市総の2階自由席を離れ、最近は1階ベンチ裏に陣取って応援をするようになりました。意外と反響もあったのですが理由はほとんど話してなかったのでそろそろ。

最初に言っておくと、いわゆるゾンビエリアの面々と揉めたとか不満があるとかそういうんじゃないからね。
長年ホームで一緒に声出して戦ってきた仲間には絶大な信頼があります。市総を2階席からも盛り上げるって部分では十分に任せられるよ。

今回離れたのは俺のわがまま。文句言わず送り出してくれてありがとうね。

コートも1階席の雰囲気も見渡せる2階席もいいよ?

少し前から俺の中で違和感があって。

"喉が潰れなくなった"

これが違和感の正体。は?と思われるかもしれないけど、常に全力で声を出すスタイルの自分としてはこれは大問題。喉潰れてなんぼくらいに考えてるので、喉潰れず市総を後にすると全力でブースト出来てねぇじゃん俺、ってなるわけです。正直満たされない。

もうちょい細かく言うと、HOMEでは潰れないけどAWAYでは潰れるってのが正解。

AWAYに行った際のグラブー比率は10%にも満たない。もちろん市総で流れるグラ用の音楽なんて流れない。頼まれた訳ではないけど現地に来られないグラブーの想いも勝手に背負って声を出す。HOMEの2階席でもAWAYのベンチ裏でもデカい声出すのは変わんないんだけど、なんかAWAY独特の感覚があるんよな。

こんだけ負けてれば完全に満たされるってことは無いんだけど、AWAYに集まる熱量高いグラブーさん達と喉潰れながらも激しくブーストしてアリーナを後にする時にはそれなりの満足感もあるんです。自分のやりたいこと・やるべきことは全く出来てないってわけじゃないんだろうな。

AWAYでは決まってベンチ裏のなるべく前の方に座る自分。だから自分を満たすためのヒントが市総のベンチ裏にあるんじゃないかって思って、これが席を移した理由です。

なんと言いますか心の中にあるモヤモヤの原因を探しにベンチ裏に旅に出たって感じです。今シーズンは残り試合全部1階でブーストしますが、また戻るのかは今の俺には分かりません。笑

sight

Bリーグが始まった当初、俺はベンチ裏の住人でした。と言っても当時の席はオフィシャル側だったので本当のベンチの真裏ってのはBリーグ8年目にして初めてで、通い慣れた市総がどう見えるか、自分の気持ちにどう変化が生まれるのか、物凄くワクワクしてたんです。

難しい話はちょっと置いといて1階席の醍醐味の一つはやっぱGOWを間近に拝めることでしょうね!

ちょっと近過ぎて応援練習の時にデカい声出したらドン引きされるんじゃないかって大人しくしてたのはここだけの話ってことで…

眩しい、眩しすぎる。GOWROUGEのルーキーRINAさん

ベンチ裏ってよく見えるってのもあるけど、よく聞こえる。

ボールをつく音・ネットが揺れる音・バッシュが生み出す音、コート上の選手が感情を爆発させる声、ベンチでのコミュニケーション、コーチ陣の指示や声がけ。

Jさんが指示出す前に庄司さんが鼓舞するのがお気に入り

ここでちょっと話題にしたいのが、俺らの声は届いてるのか問題。ここから先は主観たっぷりなのでこんな考えもあるよ?くらいで。

結論から言うと、届いてない訳がない

bjの頃から観てる方から最近観戦を始めた方まで色々いるだろうが、その中でいつしか自分の理想のチーム像ってのが出来る。

空いたら打て!とかここでのDFはスイッチしないほうがいい!とか戦術的な部分もあるでしょうし、もっと声出そうぜ!とか気持ち出せ!とか振る舞いの部分もあるでしょう。

目に映る光景と自分の理想にギャップが生じた時、いい方向に導きたいと声を出す訳なんだが、あの距離でデカい声出して届かない訳がない。あんなに選手たちの些細な会話さえ聞こえるのに。届いてないのではなく、チームの想いの矢印とこちらの想いの矢印が上手くぶつからないから届いてない気になっちゃうような気がするんよ。

チームが俺たちに届けたいのは勝利という結果。もちろん俺たちも共に勝利を分かち合いたいのは当然なのだが、それよりも勝利への闘志が見たいんじゃないかなと。

どうしてもこれだけ勝てないとお互いの欲求は満たされないし、次の試合に向けていい準備が出来たと自信を持ててるからこそ結果が出なければ落ち込んで俺らの声に応えるだけの余裕も無くなるだろうとも思う。一つの勝利が全てを変える気もしてるんだけど。

あんなに悔しがってる姿をベンチ裏で見るとね、俺には声を出すくらいしか出来ないんだけど、それくらいはとことん全力でやってやろうって思うわけよ。チームが俺たちのために魂削って戦ってくれるのだとすれば、俺たちはそれに応えるブーストをする、たったそれだけのこと。

全く届いてないなら別の景色が見えてるはず。

lastly

今シーズン残り9試合、広島に向かう新幹線の中でこれを書いています。ずっとグラのことを考えてるうちに再確認したことがあります。

売上を伸ばしたり平均4000人以上の集客をすることでBプレミアに参加出来るだけの体制を作るのはもちろん必要。

それより俺にとっては富山グラウジーズというチームがトップカテゴリーに居続けることの方が大事のよう。俺はB1の富山グラウジーズのブースターでいたい。

現時点ではかなり厳しい、んなこた分かってる。チームに対してみんながどう思ってるかには違いもある、そんなの違って当然。

ただグラのことが大好きで、富山のために戦うチームと共に戦いたい、これだけはみんな一緒でしょう。今日も今日とてチームにいい流れを持って来れるようなブーストをみんなでやる、この信念だけは曲げるつもりはありません。

これまでもこれからもずっとグラのすぐそばで戦います。

だいぶ長くなりました。ここまで読んで下さった方がいらっしゃるとすれば感謝致します。

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