アキヤマン5
この記事では、アキヤマン5の制作、リペア、改造を楽しむことができるとされている。(2020年加筆あり)
2018年4月11日製作開始。2018年6月27日完成。
【アキヤマンとは】 アキヤマン(あきやまん)は、日本のミュージシャン・ベーシスト・Tシャツ屋さんである。Guys In Questionのメンバーで料理、筋トレを趣味としている。アキヤマンtwitter(https://twitter.com/8810akiyaman)
アキヤマン5スペック
BODY (Wing) アルダー
NECK ハードメイプル
FINGERBOARD ハードメイプル, 25frets
RADIUS 241〜400R(Compound Radius)
SCALE 900mm
NUT 牛骨ナット(ボーンナット)
JOINT スルーネック
PARTS COLOR ブラック
CONTROLS Front Volume,Rear Volume, Master Tone
2018年4月29日(制作開始)
おや!?ヘッドわりとクールなデザインになったのでは・・・!?
2018年4月29日
五弦のスケールは無難にロングかなぁ・・・(2020年:そうはならないのだ)
2018年5月6日
もしかしてミュージックマンのボディシェイプの非対称化はダサいのか!?
2018年5月6日
対照か非対称か・・・
2018年5月8日
ロッド溝掘り
2018年5月8日
カットする用の切り込み入れ。毎度毎度この時は大型のマシーンが欲しくなる。
2018年5月14日
これが
こうじゃ
2018年5月15日
ヘッドの端っこ(なんて言うのかは知らない)を貼り付ける。あと木目の方向間違えてるっていう凡ミスね。まぁ見えなくなるし、音には影響ないと思うけど。あぁやり直そう
2018年5月15日
向きを治した。
2018年5月16日
これがこうじゃ!(まだ荒削り)
2018年5月16日
このヘッドデザイン標準にしようかな
2018年5月18日
ペグ穴開ける
2018年5月18日
センターラインと三弦のペグ穴の外周がジャストなヤーツ。ちなみ穴の縁がバリバリ割れてるのは裏からドリル当てて当て木をしなかったからで、どうせヘッド整形で切り落とすのでモーマンタイ。
2018年5月21日
これをこうじゃ!
ね!ペグ穴のガビガビ取れたっしょ?
2018年5月22日
指板フレット描き。スケールは900ミリ
2018年5月22日
ざっくり指板加工。なんか変なベース作ってたせいでこんなに細くて大丈夫か!?と感じる。(2020年:12弦の弊害)
2018年5月23日
さて、ボディデザイン。どうなることやら(自分次第
2018年5月24日
おや!?なんかデザイン無難すぎるか!?
2018年5月25日
Pちゃま、ご覧になって?わたくし最近家庭で5センチ厚のアルダーをくり抜く技術を手に入れましてよ。1日作業だったウィング作業が30分かからないなんてとても優雅で素敵ですわ。(2020年:急にちゃまが出現w)
2018年5月28日
コントロールザグ。掘ってる途中経過と3センチ掘り終えたところ0.82ミリは最後底の平面出しで削った分
2018年5月29日
コントロール側のウィング接着。ウィング側は配線用の穴がもう開いてるから、ピックアップキャビティを掘ると自動的にアースとかピックアップの穴が貫通するやーつ
2018年5月29日
なんかメカメカしい
2018年5月31日
ヘッドの裏とりあえずこんな感じに。
2018年6月1日
ネックのヒール。本日はここまで
2018年6月3日
フレットの溝掘り&サイドポジ入れ。今回指板は241Rからのコンパウンドラディアス仕様にしようと思う。てかコンパウンドRってローポジのフレットのセンターのクラウン若干浅くなるよね?
2018年6月4日
241から400Rまでのコンパウンドラディアスにしたよ。あと指板はオイルフィニッシュにしなさいという天啓があったのでガンストックフィニッシュにする。(2020年:メイプル指板ってクリアで塗装してしまうのが一般的だけどね)
2018年6月5日
ボディエンドの尻尾を落とす。さて面取りどうしようかなぁと思う。ないならないでカッコいいんだけどプレイアビリティとか触り心地的に無い方が良いんだけども。
2018年6月7日
前回の指板アール加工から一気にオイル5回塗り込む→フレット打ち込み→エッジを軽く仕上げるまで。右手握力がかなり持ってかれてやばたにえん(2020年:死語)
2018年6月7日
そして、指板の接着。ある意味毎度毎度これが一番緊張する作業かもしれない。(2020年:クランプだいぶ増えたね)
2018年6月8日
ネックの整形。とりあえず今日はここまで。
2018年6月8日
見た目がわかるようになったよ
2018年6月11日
研磨の番手が320までいったのでそろそろ目止めに入ろう
2018年6月11日
ペグの取り付け角、ヘッドの直線部に対して直角に配置して見る。が微妙か?
2018年6月12日
5〜3弦に対して平行の1〜2弦ペグと1〜2弦のみ竿のセンターに対して直角のペグとセンターに対して5〜3弦と同角位置。まぁセンターに対して直角の位置かしら。んー意外に悩ましいな
2018年6月12日
ちなみに設計の段階では同角
2018年6月13日
目止め終わったのでフェンダー4弦ジャズベと並べてみる。全長は全然ジャズベより短いしボディも小さい。しかし、ジャズベのロングスケール(863.6mm)より断然長い900mmで25フレット仕様の5弦ベース。文字だけ読むと魔法というか物理無視してる感ある。
2018年6月14日
下地作り
2018年6月18日
これからメインのカラーを塗るわよ
2018年6月18日
黒!
2018年6月21日
サクッとサーキット。0.047はちょっとした趣味。後で変えるかも
2018年6月21日
そしてトップのクリアを吹く(というか吹いたのは3日前で今は乾燥待ち)
2018年6月23日
導電作業
2018年6月24日
アース!アース大事アース!
2018年6月25日
フレットすりすりピカピカ大作戦
2018年6月25日
少し組み込んでみる。後はナット作ればできあがり!
2018年6月27日
5弦ベース完成!900mmスケール、25フレット、スルーネック。低音ピッチの安定感とサステインがやばいぞこれ!
2018年6月27日
一部のマニアの為にジャズベとの比較写真
2018年9月1日
今日のGuys In Questionは個人的にすんごく面白かった。個人的に。
Guys In Question twitter (https://twitter.com/guysinquestion)
Guys In Question試聴 (https://eggs.mu/artist/guysinquestion)
2018年12月24日
約半年ぶりにメンテで戻ってきた5弦ベース。ナットの底上げとフレットのすり合わせ。
2019年3月23日
アキヤマン5弦再び。オクターブピッチが限界だったのでブリッジを5ミリ下げてクリアランスの確保からのオクターブ調整。ネック微調整。各種点検。バッチリになったぜ!
2019/04/12 本日のGuys In Question
2019年9月21日
Guys In 試奏会(2020年:右の青いベースは一体・・・!?)
2019/11/04本日のGuys In Question
2019年11月5日
さぁアキヤマン5が戻ってまいりました。今回はバックコンター追加する改造。
2019年11月5日
黄色が本人からもらった加工ライン。青がその意図を汲み取りつつ俺が出したライン。サイドの黄色がはみ出してるのはその[意図]を汲み取った結果
2019年11月9日
アキヤマン5 バックコンターのラフカット
2019年11月13日
エロい。気がする。
2019年11月17日
青空塗装は時期と時間があるに越した事ないんだけど、そんな事わかってるんだけど、もうね無理やでこの時期
2019年11月18日
コンター加工後のアキヤマン5 を試すアキヤマン氏
1月25日
本日はここまで。(2020年:フレットのすり合わせ)
1月26日
アキヤマン5の調整終わり。しかしいい感じに風格が出てきている。
2月11日
過去にアンボーイ用に作ったフィンガーランプをアキヤマン5に転用するために切ったり貼ったりするなど。長さとかサイズとか尽く違うのであんまりウェンジが残らないね
2月18日
フィンガーランプリメイクの続き。うーん。なんか微妙な気がするが。メイプルに色つけようかな
2月20日
ちょっと実験の木地着色
2月20日
メイプル板目の木目を青の濃淡で縞々にする木地着色。どう?バエる?まだクリア入れてないから艶はないけど
2月24日
クリア2回目。艶々してきたな
3月3日
アキヤマン5用リメイクフィンガーランプ。完成!(これでいざサイズが間違ってたら笑う)
3月15日
でん!(乗せただけでまだつけてない)
3月15日
アンボーイについていたフィンガーランプをリメイク微調整して設置。雰囲気変わるなー
4月15日
アキヤマン5の第二次コンター調整
4月16日
アキヤマン5 サンディングシーラー塗り塗り
4月21日
うーんいまいち。
4月26日
アキヤマン5のコンター。キモい班目模様を出してみたけどキモいな
4月26日
アキヤマン5のコンターのキモキモ模様のクリア2回目
5月6日
アキヤマン5、手が普通に写り込む程度に不要不急な鏡面仕上げにしてみたけど、過去の塗装重ねが仇となりクリアの下にムラとか曇りが発生した。鮮明に不鮮明な所が見える!なんと斬新な!←
5月7日
staggオオハシさん(https://twitter.com/storyohashi)製アキヤマン5専用ストラップを我が家で吟味中。物凄く短い!(笑) さすがアキヤマン
(2020年)
アキヤマン5はもともとMassの試作品で色々実験要素が多い個体です。スケールだったり指板Rだったり、オイルフィニッシュ指板だったり。ヘッドデザインも今後制作する個体に踏襲させていく予定でつくり、ボディが小さめな分ネックとのバランスをとりヘッド落ちを回避してたりします。スケールが900ミリなので深い低音と粘り強いサステイン(サスティーン)が特徴的です。
さて次回は一部界隈でかっこいいと言われている【ゲツマスター】制作です!