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#ウクライナ
【第14回】確定未来形-EcEK/ -ycEK【クリミア・タタール語】
確定未来形はクリミア・タタール語でkelecek zaman qatiy şekliといいます。qatiyには「確定した、はっきりした」という意味があるようです。
確定未来形は話者が確実に起こると思っている行為や未来の予定を表します。これに対して不確定未来の形式があることが予想されます。
【単語】
月曜日 bazarertesi
火曜日 salı
水曜日 çarşenbe
木曜日 cumaaq
【第13回】過去形【クリミア・タタール語】
※表記上の注意
母音調和による音の交替は大文字を用いて表します。
E=e / a、I=i / ı
過去形はクリミア・タタール語でkeçken zamanと言います。keç-は「過ぎる」、-kenは過去の形動詞(形動詞の説明はいずれ)なので、直訳すると「過ぎた時間」くらいになるでしょうか。
tとdの使い分けについてははっきりと書いてある参考文献はありませんでしたが、おそらく無声子音の場合にはtと
【第11回】存在文【クリミア・タタール語】
今日は存在表現です。説明は上記参照。
主としている参考文献の3冊で適当な説明が見つからず、自力で例文を探してきました。時間がかかりましたが、その分面白い例文は載せれたかと思います。内容は割と単純なので今回は例文に新しい単語をできるだけ使いました。
dülberの訳は辞書ではロシア語でКрасивый 「美しい」と出ました。Красивыйは男女共に用いられるので日本語訳は「かっこいい」でも
【第2回】母音調和【クリミア・タタール語】
音の話はそんなに丁寧にできませんが、テュルク諸語でとても大事な規則の一つ、母音調和について学びましょう。
母音調和とは読んで字のごとく、母音が上手いこと調和しているんです。どういうことかというと、一つの語の中に仲間の母音しか来ないようにうまいことできているんです。仲間の母音というのは、その音が持つある条件が同じであるということですが、クリミア・タタール語で大事になってくるのは①舌の前の方で発音す
【第1回】文字と発音【クリミア・タタール語】
第1回は文字と発音です。クリミア・タタール語では「アルファベット(文字)」をarif、「発音」をsesと言います。早速下の表を見てみてください。
クリミア・タタール語の表記にはクリミア半島ではラテン文字、ロシアではキリル文字が使われているようです。このページではラテン文字を使っていきます。なぜかって、私がキリル文字のキーボードを覚えていないからです(泣)それと、見てくださる方にもわかりやすいかと
【第0回】クリミア・タタール語の文法を勉強しよう
せっかくnoteを始めたのでネタの一つとして新しいテュルク語を皆さんと一緒に勉強しようかと思い始めました。何語かというと、クリミア・タタール語です。新しい言語、テュルク語を学びたいなと思っている方、一緒に始めましょう。少しずつ文法事項に沿って記事を書いていく予定です。私自身もこれから学んでいきますので、至らない点もあるかと思いますが、ご容赦ください。質問などはコメントかツイッターでいただけると可能
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