心のコップを上に向ける
高校時代の大谷翔平さんを指導した教育者の原田隆史さんは、成功の技術を身に付ける上で心を大事にすることが大切だとして、心のコップ論を展開しています。
(引用はじめ)
「成功の技術」は、誰でも身に付けることができる技術です。
しかし、伏せたままのコップに水が注げないように、どんなによい技術だとしても、心が上に向いていない人には注ぎ込めません。これを原田塾では「心のコップ論」と呼んでいます。実は中学教師として私がいちばん苦心したのもこの問題でした。
(原田隆史、成功の教科書)
原田隆史さんは、いつも成功する人というのは澄み切った「心のコップ」ピシッと立った人だとしています。そして、綺麗で強い心を作る方法として、清掃などの奉仕活動を勧めています。ある女子生徒が砲丸投げで中学日本一になったとき、インタビューに答えて、「毎日皿洗いをしました」と答えたそうです。彼女にとって、毎日の皿洗いが心のコップを立てるのに役立ったのでしょう。
伏せたままのコップに当たるものとして、可能性を閉じる自己イメージを持つ心が挙げられるでしょう。ホ・オポノポノを用いて、可能性を閉じる自己イメージの原因となる情報を、無意識の中から消去するのもいいでしょう。効くと思います。