ビジネスの夢を捉える
経営コンサルタントの福島正信さんが創出したドリームプラン・プレゼンテーション世界大会では、20人のプレゼンターが自身の夢を語ります。
その準備には6カ月の時間を掛けます。夢は、そもそも抽象的で曖昧なものですから、自身の夢と言っても、それを捉えることは簡単ではないからです。多くのプレゼンターの頭の中が、準備の過程で、真っ白になります。いままで思っていたものが、ほんとうに自分の夢であるのか、分からなくなるのです。
そうして、自分に向かい合って、それが自分の夢か、それでいいのか、繰り返し繰り返し問うて、ようやく夢を捉えます。夢を捉えることができた人のその後の飛躍は素晴らしいものです。
「夢しか実現しない」というときの「夢」とは、自身のほんとうの夢のことです。ほんとうの夢を捉えることがたいせつです。