顧客も、自分軸に共鳴する
自分軸を明確な文章として表現できると、共鳴する人々が現れてきます。起業や新規事業のチームのメンバー、新入社員、支援者、ファンなどなど。
顧客になる人々も、あなたの自分軸に共鳴して集まってきます。すなわち、あなたはご自身の自分軸に共鳴する人々を顧客として、ビジネスを展開していくことができるわけです。
(引用はじめ)
Nさんは決して明朗快活で社交的というタイプではありません。「イノセント」や「ハーモニー」などの明るく温かい「才能のタネ」はないようです。広告宣伝も苦手です。そこでNさんは、コンサルタントのアドバイスを受けながら「事業ミッション」を完成させました。
(中略)
Nさんは「事業ミッション」を実践するため、思いを込めて接客し、野菜への愛を語り、地域の常連さんとついつい話し込んでしまいます。すると、自然にお客様の口コミが広がり、多くのお客様がファンとなっていきました。
「あそこって、スーパーより安くはないけど、なんか幸せな気持ちになるんだよね」
これが、誰かを幸せにしようとする「事業ミッション」が生み出す求心力です。自分に欠けている能力を持つ人たちを集め、顧客をも引き寄せたのです。
(篠田法正、東洋の成功法則)
Nさんは、安い野菜ではなく、幸せな気持ちを顧客に提供しているようですね。「花を売らない花売り娘」の一人のようです。
自分軸を明確な文章にして、自分軸を基に、事業ミッションを定めましょう。