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心のエネルギーの湧き出しを感じるビジョンが行動を促す
ほんとうにやりたいこととは自己実現の欲求のことだと捉えるなら、人生の目的というようなものを持ってこなくてもすでに十分だとも思えますが、人生の目的とかバースビジョンというような物語性のあるものを扱った方が分かり易いですよね。特に、ビジョンという視覚的な表現には行動を促す力があるように思います。
(引用はじめ)
昨今、このビジョンを持つことの大切さに改めて気づき、企業のリーダーシップ研修に取り入れている企業が増えつつあります。私もこのリーダーシップや、”やる気”に関する研修に於いては必ず、ビジョンを持ち、夢を語り、伝えることの大切さを強調しています。
「ビジョンはパッション(情熱)を生み、パッションはコミュニケーション(伝達)を生み、コミュニケーションはモチベーション(動機付け)を生み、モチベーションはパースピレーション(汗をかく、行動)を生む」と語っているのです。
(近藤裕、「本当にやりたいこと」を見つける本)
ビジョンが直接行動につながるのではなく、情熱、伝達、動機付けといったことを介して行動につながるというお話は、五行論のようで面白いなと思います。
もっとも、ビジョンがパッションを生むのではなく、パッションがビジョンを生むという因果関係なのではないかなあとも思います。心のエネルギーの湧き出しを感じるようなビジョンでなければ、この輪は回らないでしょう。根源にあるのはエネルギーなのではないでしょうか。