ユングのいう、こころとは?
(引用はじめ)
人間は外的適応を誤って神経症になるのみならず、内的適応をおろそかにしても、神経症に悩まなければならない。
このような点に注目して、ユングは、われわれは外界に対してのみならず、内的世界に対しても適切な態度をとらなければならないとし、それらの元型として存在する根本的態度を考え、外界に対するものをペルソナ、内界に対するものをアニマと呼んだ。
ここにいうアニマが、ユングにとっては、こころと同義である。つまり、元型として無意識内に存在する、自分自身の内的な心的過程に対する様式、内的根本態度を「こころ」と考えるのである。
(河合隼雄、ユング心理学入門)
ああ。内的な心理過程を文章に書くと、女性的になったり、子どものようになったりするのは、外的世界に向かって形成したペルソナに対して相補的に形成されるアニマの心象が文章に現れるんだね。
なるほど。SNSに書く文章の在り方のヒントがあるね。