読書と私
こんにちは。たくまそまそです。
今年に入ってからろくに本を読んでなかったのですがようやくペースを上げつつあります。
本屋さんにはしばらく行ってない。まだまだ積読があるから。
今日は読んだ本の紹介です。
町田そのこさんの「52ヘルツのクジラたち」を読みました。本屋大賞作品です。町田さんの本は4冊目です。
私の涙腺がもろくなっているのは自覚していますがいい作品でした。
家族、そしてそのまわりのことについて色々考えさせられる物語でした。
私はおしゃべりが好きです。いろんな話をします。
前にもちらほらここでも言ってることだけど家族の話はあまり進んでしません。理由はいろいろあるんだろうけどやはり母親がいないからだろうね。
相手に気を遣わせるのも悪いし、だからこそ話したくない内容です。
母親がいなくても姉と父親はいます。でも良好な関係とはいいがたいです。
でもこれでも、家族の形、体裁を守っているだけでも喜ばなければいけないですね。
虐待とかそれに似たようなことはあまり考えたことがないです。それこそ小説とか物語の中だけの話のような気もしますが現実にもありうることなんですよね。愛情ってどれだけ注がれているかはよくわかりません。私も両親にどれだけ愛されていたのでしょうか。褒められることなんてないですし、今じゃ会話も減った。愛情には目盛りが付いていないですからね。でも悲しいことに0、あるいはそれに近いってことは明確にわかってしまうのはとてもつらいことですよね。
まあ、人間関係いろいろあるけど家族が頼れなかったら誰を頼ればいいんでしょうか。若ければ若いほど一人じゃ生きていけないですよね。縛られてしまいますよね。
人生つらいこといっぱいあります。それも人それぞれです。
私も死んでいたと思う時期があります。高校時代です。今も引きずっているのかはたまた別の病にかかっているのかもうよくわかりませんが自分を見失っていた時期があります。つらいんです。つらいってわかってるんです。でも抜け出せなかった。選択肢なんてなかったも同然だった。
つらいってのは一生付きまとってくる厄介なものです。生きていること自体がつらいことだと思ったりもします。
でもそんなときでもこえをあげないといけないですね。誰かに気づいてほしい、誰かが助けてくれる可能性にかけるしかないです。
自分も弱いところがたくさんある。誰かに助けてほしい、話を聞いてほしいって思うときがある。かなりの頻度で。
何が正解かわからないことだらけだ。正解なんてないってわかっていても探してしまう、考えてしまう。
息苦しさは海の中を泳いでいるかのようだ。
みんな同じなのかな、海の深さが違うのかな。
考えてもわからないね。
体も心もまともじゃないって思う。弱いところがいっぱいある。
だからこそ、52ヘルツの声を聴ける人間になりたい。
いままでいろいろもらってきた分を少しでも返したい。
その人のために頑張りたい。
それは声に出して伝えなければ、行動に移さなければ意味がない。
わかっているけどむずかしいね。
ちゃんと届ける
今の自分のタスクだと思う
これって考え方によっては愛なのかもしれないね。
その辺もう自分でもよくわからないけどさ。
強く生きる必要なんてない。そうはなれないよ。
ただ弱い部分を少しでも修復できる薬になれたらいいな。
自分自身も、周りの人たちも、見ず知らずのひとたちも