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そうなるわけがある

普段通り過ごしていても、調子がよくなかったり、気持ちが晴れなかったり、鬱々としたりする。場合によっては専門家のところで診てもらったりすることもある。
原因がはっきりわかったなら、それへの対処を考えることができるが、心の不調・不具合は直接目に見えない。
さらに、同時多発的、混合、混在していて、捉えどころがない。よくわからない。

なのに人は、表に出ているもの、一面だけを切り取って、余計な一言を言ってしまう。

余計な一言には、押しつけ、決めつけもあるが、助言やアドバイスの類もある。
困っている人に助言すること自体は悪いことではないが、多様で多面的な心の不調・不具合に対しては、まずそういう状態に至った理由に耳を傾けることが大事だと思う。

そうならざるを得なかったわけが必ずあるはずなのに、周りは不安や心配が先走って、つい余計な言葉を相手に浴びせてしまう。
そして、その余計な言葉を自分が自分自身に言ってしまうも起こってしまう。

繰り返し言い続けるが、そういう状態になってしまったわけがある。
まずは、相手のそのわけに興味を持てる人でありたい。

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