大手企業こそデザイン改革。クライアントの想いを120%具現化するMaslowのロゴ制作
テレビ朝日ミュージックは、音楽だけでなくWebや映像など、幅広い領域に力を注いでる音楽会社。そのなかにあるコンテンツ開発部は、まだ世に出ていない可能性を発見し育て、新しいコンテンツを日々届ける重要な働きを担います。今回、Maslowは朝日ミュージック開催のダンスイベントのロゴを制作しました。「まだ浸透していないダンスを日本に広めたい」という強い想いをもつ塚田さんに、今回の依頼やロゴ制作についてインタビューしました。
ビジネスになるような新しいコンテンツを発掘。テレビ朝日ミュージックのコンテンツ開発部について
ー テレビ朝日ミュージックの事業内容について教えてください。
イベント担当Tさん(以下Tさん):私は現在、コンテンツ開発部に所属しています。コンテンツ開発部は、名前のとおり新しいコンテンツの開発、いわゆる新規ビジネスとなるコンテンツをつくる部署となっております。
音楽会社でありながらも、音楽だけでなく将来的にビジネスとなるような可能性を発見、発掘しそれを育てています。ゼロからイチをつくり、さらにそれがビジネスとしてのチャンスを得たら他の部署に回したり、そういったきっかけづくりの中核を担います。
ー かなり幅広いんですね。ちなみに、コンテンツ開発について具体的に教えてもらえますか?
Tさん:映像コンテンツ、Webコンテンツ、アーティストコンテンツなど、あらゆるものがコンテンツの枠組みに入ります。
ある番組コンテンツの制作を行いながら、今年4月から始まった映像コンテンツのプロデュースチームのリーダーも兼任しております。、単に映像を制作するチームではなく、映像を介してほかの目標を遂げる、いわゆるリブランディングやオープニングを行う部署として新しく立ち上がりました。
始まったばかりなのですが、コロナ禍でデジタル技術がどんどん浸透していくなか、いろいろな企業がWeb媒体に力を注ぐようになりました。そこで、この新規部署は今までWeb媒体での発信を行なっていないような企業に対し、新しいコンテンツを作成し投稿することを助ける、いわゆるプロデュースするような役割を担っています。
ニッチな業界をオープンに広める新しい試み
ー では、今回Maslowにどういった案件を依頼されたかをお伺いしたいです。
Tさん:今回はサミットというダンスイベントのロゴ制作を依頼しました。テレビ朝日ミュージックは音楽会社として長年続き、さまざまなことにチャレンジしていますが、そのなかでも音楽とダンスは協調性があると感じ、私自身ダンス経験者で知見があるということもあり、ダンスのイベントを開きました。
▲実際に制作したロゴ
引用:https://www.instagram.com/p/B4_uznIgOcz
サミットは、世界大会に優勝した経験のあるチームのみが参加権を握ることのできる、かなりハイレベルなダンスイベントとなっております。ダンスをよりメジャーするという目標もあったので、ただのダンスイベントではなく、ビートボックスの世界チャンピオンをオーストラリアからお呼びし、日本のダンスチャンピョンのダンサーとコラボする企画も行いました。
ー 今回、Maslowにロゴ制作の依頼をしていただきましたが、具体的にどのような課題を抱えていましたか?
Tさん:そうですね。「どうしたらダンスイベントがメジャー化するのか」というのが1つの課題でした。ダンスに関する認知の幅を広げるためには、ダンスを知らない人にも受け入れられやすいロゴが一つ求められると思います。ダンスの分野だとグラフィティや色が強すぎるデザインが多いので、さまざまな人から受け入れられるようなデザインのアプローチ方法を考えていました。
ダンスに精通した人からの反響は呼ぶかもしれないですが、一般的に受け入れられるかといえば違うと思うんですよね。なのでダンスというクローズドでニッチな業界をオープンに広めるためには、どのようにしてグラフィカルなイメージを創るか模索していました。
濃密なコミュニケーションで深掘り、さらにデザインで最大化し見える化する
ー 今回Maslowにロゴデザインの依頼をしていただきましたが、もともと御社にデザイナーはいましたか?
Tさん:デザインができる人はいなかったので、毎回外注して頼んでいました。
ー 数あるデザイン会社のなかでMaslowを選んだ決め手などはありますか?
Tさん:Maslowの担当者ともともと知り合いだったので、依頼しやすかったのが一つ。今回は若い世代に受け入れられるダンスイベントを目標として掲げていたこともあり、時代にマッチしたデザイン求めていました。
もちろん複数社に見積もりを取ったうえで考えましたが、Maslowの担当者がダンス経験者でダンスに対する特別な想いをもっていたことを知っていたので、デザインを通して共感性を生み出しやすいと思い依頼しました。
クライアントの想いをデザインに落とし込む
▲ ロゴ制作プロセス
ー Maslowの依頼を通して、コミュニケーションやスピード感などはいかがでしたか?
Tさん:ロゴのデザインとフライヤーのベースデザインをお願いしたのですが、かなりタイトなスケジュールのなかでもスピード感をもって制作していただきました。第一原稿をいただくのも納期2週間とかだったと思います。
スピード感はもちろん、かなりヒアリングをしてくれたのもよかったです。イベントの追加出演者が決まるたびに、イベントの雰囲気は変わるのかなど、その都度細かいところまで確認してくれて、かなり手厚かったです。完成したロゴをみて、Maslowの担当者はこちらの意図を120%くらい理解したうえで制作してくれたのだと実感しました。我々の想いを文章で伝えることはできても、それを具現化することは難しかったので、説明したとおりのものがデザインとして納品されたときは驚きました。
第一印象を左右するロゴ
ー 完成したロゴを社内展開したり社外のイベントで使ったりしたと思うのですが、何か反響はありましたか?
Tさん:社内で制作したロゴのなかではダントツで完成度の高いものだと好評をいただきました。やはりロゴをみて会社やイベントの第一印象は決まると思っています。となると、ブランドのカラーやイメージは影響されやすいのかなと。言葉を使わなくても「自分の会社です」と表現できるのがロゴの特徴だと思うので、それを具現化できたことは嬉しいですね。
長年続く大手企業にもデザインを通してアプローチ
ー Maslowを他社におすすめするとしたら、どのような企業にマッチしていると思いますか?
Tさん:長年続いている日本の大手企業におすすめしたいです。大きくなった会社は統率がとれている場合が多いのですが、ということはたくさんのルールが存在していることになります。最近、ロゴのような今までに重要視されてこなかったものが注目されるようになっているので、まずは会社のもつ「〜であるべき」といったところから、デザインを通して変革していけたらいいなと思います。
ー そうですね、デザインは最近重要視されるようになりましたよね。今回はお話しいただき、ありがとうございました!
Tさん:こちらこそありがとうございました!
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