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デザイナーが月収100万になるまでにやってきた5つのこと
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ネタを募集したところ、一番投票数が多かった「デザイナーが月収100万になるまでにやってきたこと」を自分の過去を振り返りながら5つにまとめてみることにしました。
会社員を辞め独立し、法人化するまでの半年間フリーランスをしていた頃の話です。
15歳 成績クラス最下位
— あっくん | Maslow (@designer_akkun) September 24, 2019
16歳 留年しそうになる
17歳 受験失敗
18歳 単位落としまくる
19歳 留年する
20歳 自殺を考える
21歳 大学中退、 月収5万で週5インターン
22歳 スタートアップで営業 月収16万
23歳 デザイナーになる 月収25万
24歳 独立 月収100万#10年を振り返る
デザイナーが月収100万になるまでにやってきた5つのこと
1、 ポートフォリオをデザインする
2、とにかく発信する
3、継続案件を獲得する
4、上手に仕事を振る
5、信頼を積み上げる
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1、 ポートフォリオをデザインする
まずこれがファーストステップ。
なぜ「デザインする」なのかというと、ポートフォリオをただ「つくる」だけではダメで、きちんと目的とターゲットを考えて設計することが重要だからです。
具体的なイメージとして、ポートフォリオ=自分というサービスを見込み客に売り込むためのランディングページだと考えると分かりやすいかもしれません。
【自分がやってきたこととその結果】
業界TOPの先輩デザイナーのポートフォリオをリサーチして、
資料にまとめた営業用ポートフォリオを2週間ほどで作成。
独立した月の収入はわずか¥27,000でしたが、翌月¥1,353,000になりました。
【今すぐできる具体的なアクション】
・先輩デザイナーのポートフォリオを分析しまくる。
・分析した上で、良いところを真似する。
・どんなポートフォリオを作成すれば、お願いしたくなるのか考える。
・過去にやってきたデザインデータをdropboxなどで整理する。
・過去の実績をどんな時でも即座に見せれるようにする。
・ポートフォリオをGoogleドライブにアップして、URLをbitlyなどで短縮化する。(他人が見やすいように工夫する。これもデザイン)
・Macのシステム環境設定→キーボード→ユーザ辞書でURLをショートカット化する。
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2、とにかく発信する
とにかく初期は自分という商品のインプレッションを上げる行為をしていました。インプレッションを上げることで意図的な口コミ効果を生むためです。
これはダークソーシャル(データなどでは可視化されない「見えないソーシャル」)という概念にも似ています。
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【自分がやってきたこととその結果】
SNSで近況や過去実績など何かしらの情報をほぼ毎日投稿。noteも半年間で20記事ほど書いたおかげで口コミ効果もあってか、取引企業社数が20社を超え、営業を一切することなく多い時で1日に4件の相談が来るまでになりました。
【今すぐできる具体的なアクション】
・近況をFacebookで投稿する
・ポートフォリオをインスタで発信する
・自己紹介noteを書く
・自分が学んできたことをnoteで書く
・Twitterのプロフィール文にこだわる
・拡散されるようなツイートをする
・LINEのタイムラインでも呟く
・インタビューやイベント登壇に積極的に出る
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3、継続案件を獲得する
デザイナーがショットのみの仕事で継続的に月収100万以上をキープし続けるのは多くの人にとって難しいかもしれません。
そこでおすすめなのが、継続案件を獲得することです。
【自分がやってきたこととその結果】
独立当時、継続的な収入がなく貯金も一切無かったため、不安定でした。
そこでサイトの保守・運用や月額報酬での業務委託で働くことにより、継続案件のみで年間合計約600万の売上収入で安定することができました。
【今すぐできる具体的なアクション】
・Twitterやyentaなどで人脈を増やす
・経営者や事業責任者など決裁権を持つ人と多く会う
・シューマツワーカーやYOUTRUSTなどのサービスに登録する
・単発でなく、継続で支援させてもらえないか提案する
・定額デザインサービスを始める
・サイトの保守運用案件を請け負う
・業務委託でスタートアップにジョインする
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4、上手に仕事を振る
おそらくデザイナーが最も苦手としていることだと思います。
ただし自分のリソースは有限なので、顧客数や単価、発注頻度が増えてくるとなかなか自分1人で対応することが難しくなってくるため、上手に仕事を振っていくということが求められるタイミングが必ずやってきます。
【自分がやってきたこととその結果】
副業時代から自分が得意ではないコーディングの仕事などは仕事を振るようにしていました。
またロゴ制作では、2パターンのみを任せて、残りの2パターンを自分で制作することで合計4パターンの異なるコンセプトのロゴを提案してたこともありました。結果的に喜んでもらえ、追加受注&紹介による受注でW受注となりました。
【今すぐできる具体的なアクション】
・以前、一緒に仕事をしたことがある友達に仕事を依頼する
・仕事をお願いできそうな仲間をbosyu&Twitterで探す
・自分でデザインしてコーディングは友人のエンジニアにお願いする
・ロゴを、2パターンだけ作成してもらう
・キービジュアル2案のうち、1案だけお願いする
・名刺デザイン2案のうち、1案だけお願いする
・スマホ展開だけお願いする
・下層ページデザインだけお願いする
【上手に仕事を振るために意識すべきポイント】
— あっくん | Maslow (@designer_akkun) October 25, 2020
・放置しない
・デッドは明確に
・曖昧な表現はしない
・フィードバックする
・依頼内容は必ず記録に残す
・成長させるために仕事を振る
・お願いする人の状況を把握する
・相談されやすい雰囲気をつくる
・相手の時間を奪っているということを忘れない
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5、信頼を積み上げる
ここでいう「信頼」というのは、お客さんとの信頼関係だけでなく、デザイナーにおける「実績」や「経歴」「受賞歴」「人柄」「フォロワー数」なども含みます。
特に近年においてはTwitterにおけるフォロワー数も信頼資産として重要な役割を果たしていると考えられています。
【自分がやってきたこととその結果】
相談がきたら即日で対応、基本即レス、デザインだけでなく、コンテンツやコピー、マーケティング手法、ブランドのトンマナなどコンサルタントにように提案をすることで今ではリピート率が4割近くになりました。
取引企業社数は60社以上、SNS総フォロワー数も1万人以上に。
【今すぐできる具体的なアクション】
・即レスする
・事業を伸ばすための提案をする
・デザイン案は必ず2案以上を提案する
・グッドデザイン賞にエントリーする
・過去の実績をポートフォリオに追加する
・取引企業実績をポートフォリオに追加する
・期限前日に高いクオリティのデザイン案を提出する
・Twitter運用を始め、フォロワー数を伸ばす。
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1番必要なことは正しい努力をすること
とはいえ、初期において一番必要なことはお金と時間を投資して、実力を磨く正しい努力をしていくことだと個人的には認識しています。
自分自身デザイナーなりたての頃は、100万借金してデジハリに通いながらデザイナーとして月300時間は働いていたのですが、今振り返るとあの経験があってこそ今があると思っています。
(まだまだ圧倒的努力不足ですが、、)
最後に
ここまで記事をご覧頂き、ありがとうございました。
これからデザイナーを目指す方に、「デザイナーは夢のある仕事」だと初めの一歩を踏み出す勇気を持ってもらえたら嬉しいです。
世の中にはもっと凄いデザイナーがいる
自分自身もデザイナーになったことで、大きく人生が変わりました。
ぜひ自分の眠っている創造性を発揮して、自己実現を目指しましょう。
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