空想植物図鑑 95
◯あいさつ
みなさん、おはようございます。
ちゃーりー(標準体型)です。
今日も空想を積み重ねていきたいと思います。
それでは、今日の空想植物となります。
「森の中に輝く灯籠を見た。その光に導かれて近寄ると、それは黄金花の輝きであった」
森の中で遭難した後、無事救助された人の多くがこの植物について先のように語っている。
この美しい植物を見つけようと、多くのプラントハンターが森へと踏み入ったが、誰1人として持ち帰れずにいた。プラントハンターたちは森の中でこの植物を見つけても、価値のある状態で採取出来なかったのだ。
それはこの植物が持つ根が原因だと思われる。
細い糸のような根の下に、太い根が続いている。太い根は地中深くまで伸びており、石や岩をかわして曲がり、好ましくない土を避けるようだ。
根の長さは最長約2mとされるが、採取に失敗したプラントハンターたちの話では「掘っても掘っても根が続いており、2mなんてあっという間に通り過ぎていく。最長2mなんてありえない。最短なら納得だ」と語られている。
◯おわりに
空想植物図鑑シリーズの楽しみ方については、7月6日の「空想植物図鑑」記事の中で紹介しております。
以下のURLから過去の記事が閲覧できます。
(8月24日 一部修正 追記)
https://note.com/maskedno7/n/na05146844f41
みなさんがほんのちょっぴりと空想を楽しむ時間を提供できたら、これ以上の喜びはありません。
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