空想植物図鑑　86

◯あいさつ

　みなさん、おはようございます。
　ちゃーりー(標準体型)です。
　今日はいつもとは違う散歩道を歩いてみよう。と、決意を新たにしています。

　それでは、今日の空想植物となります。

　湖は生物の宝庫である。植物も例外ではない。
　この植物は大陸南部の湖に見られる。スケッチには湖の底に向かって伸びる茎の一部が描かれているが、これは茎ではない。根である。
　根は太く逞しい主根を持ち、湖底(厳密には、我々はこの湖の最深部を観測できていない)の岩場に側根で貼り付いているようだ。
　葉は直径にして約17m〜20m。根の長さは約60m〜70mの物が多く、最長は先月発見された692,3mである。現地では人が乗る舟とは別に「物資運搬用の船」としてこの植物が用いられている。牽引船のように、人がこの植物で作られた船を引っ張るのだ。
　彼らに、なぜ物資を運ぶ船に一緒に乗らないのか。と、尋ねたところ。曰く「沢山の物資を一度に運ぼうとすると、船を動かすことが出来ない。かといって、船を動かせる程度の物資を載せて運んでも商売にならない」

◯おわりに

　空想植物図鑑シリーズの楽しみ方については、7月6日の「空想植物図鑑」記事の中で紹介しております。
　以下のURLから過去の記事が閲覧できます。
(8月24日　一部修正　追記)

https://note.com/maskedno7/n/na05146844f41

　みなさんがほんのちょっぴりと空想を楽しむ時間を提供できたら、これ以上の喜びはありません。