空想植物図鑑 117
◯あいさつ
みなさん、おはようございます。
ちゃーりー(標準体型)です。
今日も空想を積み重ねております。
それでは、今回の空想植物となります。
謎に満ちた植物である。
乾燥気味な大地に突如として咲く花は全幅38mと巨大。
これほど巨大な花を咲かせるが、芽らしい物は見つけられず、蕾が現れ、花が咲く。
環境変化に対して敏感であり、枯れやすい。
現地民は特別な観察チームを結成し、この植物の成育を観察した資料を公表している。
しかし、観察チームは「蕾から開花まで」を観察したに過ぎず、この植物がどの様に種子を残し、成育するのかは確認されていない。
調査が捗らない理由の1つに、「現地民の圧力」があることは間違いない。
彼らはこの植物に深い愛情を注いでいる。
その愛情は「アロトーア(現地の言葉で月よりも愛おしいという意味。転じて、狂気的な愛情を意味する)」とされ、一部の人から恐れられている。
現地の観察チームがこの狂気に呑まれていなかったとは言い切れず、先に公表された資料の真偽は不明である。
◯おわりに
空想植物図鑑シリーズの楽しみ方については、7月6日の「空想植物図鑑」記事の中で紹介しております。
以下のURLから過去の記事が閲覧できます。
(8月24日 一部修正 追記)
https://note.com/maskedno7/n/na05146844f41
みなさんがほんのちょっぴりと空想を楽しむ時間を提供できたら、これ以上の喜びはありません。
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