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AIボイスレコーダー「PLAUD NOTE」の活用&製品レビュー

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AIボイスレコーダー「PLAUD NOTE(プラウド ノート)」をご紹介します。仕事柄、打ち合わせや取材が多いので音声メモや文字起こしツールを使う機会が多く、PLAUD NOTEはもちろん知っていました。スマホアプリとの違いや文字起こしの精度などが気になっていたところ、ご提供いただきレビューする機会をいただきました。

PLAUD NOTEって何?

外箱がオシャレ

AIボイスレコーダーとして、こんな事ができます。

・長時間の音声を録音できる
・ワンタッチ操作で音声でメモが取れる
・電話の音声録音も可能
・音声から文章に変換する文字起こしツール付き
・内容を要約したり図解(マインドマップ)できる

利用場面としては、ビジネスパーソンなら会議や打ち合わせなどで録音しておけば議事録を簡単に作成できますし、電話のやり取りを録音しておけば後々の「言った・言わない」というトラブルも避けられます。学生なら講義を録音して復習に使えるでしょう。他にも音声メモとして利用したり、家族への伝言なども想定できます。ボタンのワンタッチで操作できるので、誰でも簡単に操作できるのが魅力です。

長時間の録音が可能で、最長で30時間連続で録音できます。録音できる最大容量も多く、1日2時間の録音でも240日間使えます。容量が足りなくなって困ることはありませんし、一人ではなく複数人で使えるのは魅力でしょう。

どうやって使うの?

右上の丸いボタンを押すだけです。

箱から取り出してすぐに使える?

これだけで録音するので誰でも簡単に使えますし、説明やマニュアルも不要です。

注意点として利用前に充電と初期設定を行ってください。付属の専用ケーブルで10分ほど充電してから、スマホから専用アプリをインストール後、ユーザー登録を行いましょう。GooglePlayやAppStoreから「PLAUD」で検索すれば公式アプリが見つかります。画面に従って、初期登録の手順を済ませてください。画面の指示に従って進めれば大丈夫です。注意点としてスマホのBluetoothを有効にして、他のBluetooth機器がない場所で作業をしましょう。筆者はスマホのBluetoothが無効&パソコンのBluetoothマウスとキーボードがすぐ隣にある環境で作業してしまい、当然つながりませんでした。自分が悪いのに初期不良を疑ったのは、恥ずかしいです。

紙のマニュアルもあるので安心

充電と初期設定を含めて、開封から15分もあれば使えるようになります。早速、音声録音を活用してみましょう。

見た目について

まず注目点としては、非常にコンパクト&オシャレです。

感覚体には名刺サイズです

大きさは縦85.6mm×横54.1mm×厚み2.99mmとなり、名刺ぐらいの大きさです。そして着目すべきはその薄さにあります。

数字以上に薄いです

厚さは2.99mmなので、カバンに入れてもかさばりませんし、ポケットに入れても違和感がありません。サッと取り出してすぐに使えるのはもちろん、ポケットに身につけても良いでしょう(尻ポケットは折れるのでやめましょう)。会議や打ち合わせや外出が多い人にとって、この薄さと携帯性はとても魅力的です

専用ケースもあります

専用ケースは磁石付きなのでスマホにくっつければ、常に手元に置けますね。

スマホアプリはどんな感じ?

シンプルでわかりやすい画面です。

初期段階では説明用のデータが登録されています

データを共有する

録音した音声データはPLAUD本体に保存されるため、そのままでは使えません。スマホアプリを通してデータを共有する必要があります。既に初期設定が済んでおり、アプリから「接続する」を選んで必要なデータをスマホに転送するだけです。1時間程度の録音であれば、気にならない程度の転送時間です。

スマホアプリから直接録音する場合と異なり、一手間増えるのは専用機器を利用する以上は仕方ありません。しかし専用機器によるメリットも大きいです。

・長時間かつ長期間で繰り返し録音が可能
・操作が簡単なので誰でも使える(ボタンを押すだけ)
・バッテリーが圧倒的に長持ち
・1台で複数人が利用できる(会社として管理がしやすい)
・精度の高い文字起こしが利用できる

後述する契約プランや有料オプションを考慮すると、個人で使うこともできますが、会社や部署における利用でも大きな成果を発揮できるでしょう。

録音機能と文字起こしの精度は?

録音はまったく問題ありませんし、文字起こしは予想以上に高い精度です。音声はクリアで聞き取りやすく雑音も入りません。ボイスレコーダー専用機は使用経験がないので比較できないものの、スマホアプリによる録音と比較して高品質だと体感できました。席の離れた人の音声もきちんと拾っており、専用機として高い性能が伺えます。また、オンライン打ち合わせでも利用しておりますが、音声が聞き取りづらい場面もあったものの、内容が推測できる程度に文字起こしされており、実用には問題ありません。

話した内容そのまま文字起こし(わかりにくいのは筆者の責任)

文字起こしの精度で不備があったのは製品名などの固有名詞や、「マスクドさん」が「増田さん」になった程度です。そもそも「マスクド・アナライズ」という怪しい名前が問題なのですが。

要約がスゴイ!

ChatGPTなどの生成AIツールが話題ですが、頻繁に紹介される用途として「打ち合わせ内容の要約」があります。

要約を読めば内容が伝わります

忙しい人に「とりあえずこれだけ読んで」と渡しておけば、内容が伝わるように要約してくれます。単なる要約ではなく「テーマ」では短い文章、「要点」では箇条書き、「ハイライト」では伝えたいことのように、それぞれ異なる視点で要約されています。この複数視点による要約のおかげで、より把握しやすくなっています。さらに詳しく知りたい場合は「章とトピック」と、下にスクロールするほど内容が細かくなります。状況に応じて読み進めれば良いので、利用者に配慮していますね。

さらに「Ask AI」機能から、追加でAIに指示を出せます。

AIによって要約から重要な点をまとめました

マインドマップも作れる

さらに打ち合わせの内容を、マインドマップ(個別の内容を紐づけた図)で作成できます。

なお、マインドマップの出力形式はJPEGとMarkdownが選べるので、エンジニアの方も活用できますね。

豊富な出力データと形式

ここまで紹介した録音、文字起こし、要約、マインドマップについて、すべてスマホアプリから出力できます。パソコンでデータを共有すれば書類作成などが簡単になりますし、他のスマホで内容をチェックしても良いでしょう。利用場面としては打ち合わせが終わってからPLAUDからスマホにデータを移して、移動中やスキマ時間で文字起こしや要約や共有を済ませておき、パソコンが使える環境で改めて資料を作るなどの流れになります。もちろん複数人でデータを共有できるため、担当者や取引先などの提供しても良いでしょう。このようなビジネスパーソン向けの運用を想定して機器となっており、前述の会社で使える用途に強みがあります。

利用プランについて

PLAUD NOTEを購入すると、月300分の文字起こしと要約機能が無料で利用できます。また、日本語を含む59か国語に対応しており、発言者の識別などの機能も付属します。一般的なビジネスパーソンであれば、十分な機能でしょう。

さらに有料の「プロプラン」では、文字起こしと要約の利用時間が月1200分に拡大されて、「Ask AI」によるプレミアムAI機能も追加されます。料金は年間プランで12,000円となります。これは企業において複数名の利用者がPLAUDを利用する場面を想定しており、面倒な文字起こしや議事録作成などの作業を大幅に削減できます。必要であるものの直接利益が出ない作業にかかる人件費を考えれば、お得な金額と言えるでしょう。

どんな場面で役立つのか?

前述のビジネスパーソンにおける会議や打ち合わせの録音はもちろん、自分のプレゼンを録音して説明の不備や内容の重複などを確認しても良いでしょう。展示会やセミナーの内容を録音して確認もできますが、こちらは事前に許可を取るなどして下さい。あるいは学生が授業の内容を録音して復習したり、家族で音声メモとして利用しても良いでしょう。

会社で利用する場合の懸念として、録音した音声データの扱いがあります。文字起こしのためにOpenAI社にGPTシリーズを利用しますが、データは暗号化し厳重に保護されており、学習には利用されません。よって、録音の内容が漏れることはありません(もちろんPLAUD本体の紛失には気をつけましょう)。

また電話による通話音声も記録できるので、問題になりそうな会話をその場で録音して証拠となるので、大きなトラブルに発展するのを防げます。

ビジネスパーソンだけでなく、使い方のアイデア次第で幅広い方々に役立つ機器になっています。この記事を読んだ皆様から、「こうやって使ってるよ!」という用途があれば、ぜひコメント欄から教えて下さい

PLAUD NOTEの今後

PLAUD NOTEは2024年1月発売から、利用者より寄せられた要望を反映しています。ほぼ毎月のペースで新機能が追加されており、どんどん製品としての使い勝手が向上しています。実際にアプリがスマホだけでなくパソコン版も提供されており、こちらで各種操作も可能になりました。既に録音機器といては高品質スピーカーを搭載しており、高い完成度を誇ります。次はアプリの改善や利用できる場面を増やすなど、使い勝手が向上することが期待できます。

新製品の「PLAUD NotePin」は"身につける"録音機器(公式サイトより引用)

さらに2024年11月には新製品の「PLAUD NotePin」が発売されており、より携帯性が向上しました。身につけて「いつでもどこでも録音」が可能になり、持ち運んでスイッチを押す必要性から開放されてました。使い勝手の幅がさらに広がることが期待できるでしょう。

以上、「PLAUD NOTE」のレビューでした。気になる方は、こちらからご購入いただけます。

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マスクド・アナライズ
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