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それっぽい表紙直します|Ⅰ群-3

トリミング

なんでもど真ん中がえらい,シンメトリーがえらいというわけではないんですが,手っ取り早く落ち着くのは確かだし,せっかく切りやすい直線的な画なので,シンメトリーにしてみます.どんな写真でもできることじゃないし.

何も考えずにセンター基準で左右を裁ち落とすとこうなります.

ちょっと探る.

それっぽくなりました.(この工程は修正前でもやっています)


色補正

色の補正には大きく言ってカラーコレクト(暗すぎる,彩度が足りない,複数の素材を組み合わせるのに色の感じがバラバラ,などマイナス面を修正する)と,グレーディング(朝っぽく,雨の日っぽく,古いフィルムっぽくなど,世界観をプラスするための加工)というふたつの概念があります.
重なる部分もある概念ですが,違うものとして扱われることが多いです.
(このへんの用法は写真,映画,テレビ,WEBなどジャンルによってまちまちでもあります)
写真素材とかをもらってきた場合,基本的な調整はなされてることが多いので,どちらかというとグレーディングを行うことになります.

と書くと難しそうですが,素材屋さんが仕上げてきてる素材にあまり加工をプラスするとやぶ蛇になることも多いので,I群-1でやった「グラデ載せ」みたいなことをサラッとやるぐらいでいいと思います.
(Uns***shみたいな,雰囲気までガッチリ作ってきてる意識高めのヤツは下手にさわらずそのまま使うつもりで探したほうがいいです.色補正は写真ACとかPixabayなど,素材そのものの加工がゆるめなものについての話)

こういう単色に近いグラデーションでできている画は,適当なところの色をピックしてソフトライトで載せるだけで鮮やかになります.

こんな感じで.
色としては↓が載っている.

やってみるとわかるけどソフトライトやオーバーレイは濃い色を載せすぎると結構なことになるので,やりすぎになりたくない時は淡くて明るすぎない中途半端な色を出してやるのがおすすめ.南の海!とかだったらもっと思い切った着色でもいいと思う.
(この加工は最初のバージョンでも行っています)

色と合成モードの組み合わせで明け方っぽ〜いみたいなこともできる.
オーバーレイは色対色のガチンコ勝負なので,なんというか「つよいヤツが出る」みたいな出方をしますね.

これは完全に脱線だけど,下絵の彩度を抜いちゃうと覆い焼きで色がガツンと乗るので,夕焼け〜みたいなこともいちおうできる.(自分ではあんまりやらない)
合成モードは面白いです.


文字載せておしまい

より直線ぽさを目指して廻想体に変えました(最初はマキナス)
文字同士の横幅を揃えなかったのは下の方が濃くて重たい写真なので、文字も下を少し重くしたほうが落ち着くなと思って.
空を広く使いたかったからこういうバランスになったけど,海:空の面積を1:1でトリミングしたら,上下の文字幅も揃えたほうが落ち着くのかもしれない.やってないのでなんともですけど.

ビフォー.これはそんなに違わない(ドラッグで配置してるのでセンタリングはきてない)


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