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プロセスエコノミーの実装方法
前回「今求められている価値」と「人がプロセスに共感する理由」について、書籍内容をもとに記載してきたが、今回はこのプロセスエコノミーの実装方法について、アウトプットがてら記載していきます。
プロセスエコノミーを実装する方法
結論
Whyをさらけ出すこと
詳細
ここでいうWhyは「なぜやるのか」「哲学」「こだわり」のことであり、この点をさらけ出すことが最も重要になってきます。
プロセスエコノミーを実際に実施するためには、プロセス自体を開示することが大切であるが、ただプロセスを開示しいても、オリジナリティはなくなり結果として埋もれてしまう可能性があります。
逆に「Why」(なぜやるのか・哲学・こだわり)を突き詰めることで、人の個性がにじみ出てきて真似されにくく唯一無二になりやすい可能性があります。
なお書籍内では、この「Why」をもって実践する際に大切なポイントとして、以下3点を挙げています。
1)マイクロ・インタレスト(自分ならではのこだわり)
⇒同じような商品などを扱う場合でも、その人ならではこだわりを持つことで価値がより上がる
2)コミットメント(やりきる責任感)
⇒相手の立場に立ち、真剣に責任感を持って行動する
3)弱さの自己開示(ちょっとした失敗)
⇒しくじりなどにより、その人ならではのプロセスを開示する
なお、本書ではプロセスエコノミーのメリットばかりフォーカス
されていたが、デメリットも紹介されております。
プロセスエコノミーの弊害(デメリット)
結論
本来の「Why(なぜやるのか・哲学・こだわり)」を見失ってしまう可能性がある
詳細
プロセスで稼げることになると、欲が出てきてしまいより大きなチャレンジとして、過激なプロセス開示などが発生し、結果としてプロセスを共有し
熱狂することが目的化してしまうことになってしまう可能性があります。。
要は、短期的にみるとプロセス「だけ」にフォーカスすることは効率がよいが、長期的には破綻してしまうということです。
このような状況に陥らない為にも、下記を意識する必要があります。
・自分が大事にして常にWyに立ち返る
・自身の力量を把握し時には制御をかける
・他人ではなく自分のモノサシでみる
・Will(やりたいこと)、Can(自分にできること)、Must(やらなければいけないこと)の順番を間違えない
まとめ
今回はプロセスエコノミーの実装方法について、デメリット踏まえアウトプットがてらまとめてみました。
次回は、これまでの総評的な内容を記載していこうと思います。