見出し画像

KinKi Kids最後のライブに行ってきた記録

 2024年12月31日、KinKi Kidsはユニット名を「DOMOTO」へ変更することを発表した。発表されたのは、ツアー初日の京セラドーム。今回のライブツアーはKinKi Kidsとしての最後のツアーということになる。2015年のツアーから通い始めたKinKi Kidsのライブが節目を迎える。たくさん思い出が溢れてきたので、ここで記録しておく。(ライブレポとか高校生以来か・・?当時はデコログでごりごりのデコ絵文字使って書いてたなあ。)

 簡単に筆者について。どちらかというと剛推し、二人でいる空気感が一番好きで、ソロ活動はそこまで熱心に追わず。親世代がKinKiど真ん中、筆者自身は嵐やYou&J(関ジャニ、NEWS、KAT-TUN)が青春を彩った世代。KinKiの他にはKAT-TUN、SixTONES、ふぉ〜ゆ〜をゆるく応援中。(系譜を感じる遍歴)KinKiにハマったきっかけは、ドラマ「33分探偵」とその主題歌「Secret Code」。

ライブが始まるまで

急なツアー決定まで

 2024年11月11日、年末年始のツアーが発表された。毎年この時期にツアーを行なっているが今年は開催されないのではないか、と心配されていたこともあり、開催の発表があったときは驚きと喜びが同時にやってきた。というのも、剛は事務所を離れ、光一は事務所に残り、二人の事務所が違うという状況が発生していたからだ。KinKiの歌は歌えるのか?そもそも事務所が違う二人で活動できるの?ライブやるならどこが管轄するの?などファンは不安な気持ちで2024年を過ごしていた。二人がKinKiについて話すのは主にラジオ。みなさんの前に立てるように、最善の形を模索している、と二人の今後について入念に協議を重ねていることを伝えてくれてはいたが、果たしてどんな形になるのか、誰も想像できなかった。
 そんな中、年末に近づくにつれ「大晦日と元旦は京セラドームの日程が空いている。どこのグループが公演するの?」とオタク界隈がざわついていた。公演日も迫りつつある11月、KinKi Kidsライブ開催決定!これには他グループのファンからも、「KinKiライブ決定おめでとう。」との声が多く見受けられた。自分の推しグルのライブが見たいはずなのに、岐路に立つ先輩のライブ開催に祝福の言葉を述べられるオタク、ファミリーだね。

ツアー決定から当日まで

 当のKinKiファン、「ライブ決まったのはいいけど、どうやって申し込むの?」が真っ先に思い浮かんだ。剛が退社したタイミングでKinKiのファンクラブは閉鎖されていたため、今まで通りのファンクラブ抽選は行えない。公式Xの投稿をスクロールするとconcert24-25.jp/のリンクが。なんと今回のツアー抽選のためだけのwebページができている。申し込み希望者はここで会員登録を行い、抽選に申し込むという手順だ。当然ながら、会費も発生しない。新規・古株関係なく完全にフラットな抽選。倍率がどんなものかドキドキしながらも申し込み。(この時点で、ツアーが行われる実感がまるでなく、本当に?という気持ちだった)
 抽選には、第一希望:東京初日、第二希望:東京最終日、第三希望:大阪最終日で申し込みをした。正直倍率も読めないしそこまで期待をしていなかった。そして迎えた当落発表日。まさかの大阪最終日で当選!東京かなり倍率高かったんやなあ・・。(ちなみに大阪最終日は元日で、光一くんのバースデー公演。)個人的に、KinKiの公演で京セラドームに入るのは初めてのこと。久しぶりの遠征(といっても筆者は兵庫出身で京セラはほぼ地元)に、この時点でかなりワクワク・・・!
 ライブまでの間、仕事に追われ楽曲を聴く時間があまり取れず実感が湧かないまま当日が近づいてくる。そんな中とあるニュースが。「KinKi Kids、ユニット名変えるってよ」。大阪公演初日に発表するとのこと。かなり前から商標登録でKinKiに関するとあるワードが上がっていることがX上で話題になっていた。このニュースを聞いた時には、「名前変わるんやあ。なんか寂しくなるなあ。」くらいに思っていたが、よくよく考えてみると、今回のライブが「KinKi」と呼べる最後のライブなのかと思うと寂しさが特大になって、急にライブに行くのに緊張してきたことを覚えている。

ライブ当日(公演が始まるまで)

 とにかくグッズの入場券だけ予約して、何の予習もなく迎えた元日。グッズの入場時間は15時。もうすぐお会計のタイミングでアクスタ完売のアナウンス。今回のお目当てはパーカーとペンライトだったのでダメージは少なかったが、開演まで2時間を残して完売。やっぱり二人並んだグッズは人気あるよなあ。と思いながら無事パーカーとペンライト購入。そして外周に並ぶ二人のノボリを撮影。立ち止まっての撮影が禁止だったので動画を撮りながらスタスタと歩く。やっぱり顔面整ってるなあ。アイドルというより神様やなあ。

 いざ入場。今回はスマホ上に事前に座席が表示されているスタイル。ジャニーズ時代は入場時まで座席がわからなかったので新鮮。ブロック的に埋もれのアリーナかぁと思いつつ座席へ。あ、意外とよく見えそう。ムビステがマックスまで来ると肉眼でも大きく見える位置。ここでやっとKinKiの曲をシャッフルして予習し始める。開演時間間際、いつものKinKiコール。このコールも今日が最後なの?とメンヘラ気分のままいざ開演・・・。

事前に座席表示されたチケット
ムビステ来たらこんな感じ。伝われ…!

ライブ始まって終わるまで

神様降臨、そして神セトリ

 KinKiのジャンルはアイドルではなく神様だと常々思っているのだが、上からゴンドラに乗って降りてくる二人はマジで神様。この場所に二人で立ってくれてありがとうの気持ちでいっぱいになった。
 ここからはセトリの感想を。硝子の少年から始まり、Anniversaryで完全に泣かせにきてからのMC。からのシュレーティンガーでダンサブルで楽しいKinKiコンに様変わり!この振れ幅がとっても好き。そしてなんと大好きなカナシミブルー振り付きで。頑張って高いキー歌ってくれてありがとう。そして恒例になった覚えてない曲やってみようからの、過去映像振り返り。この過去映像がもう、全ての思い出を蘇らせるのです・・・。特に剛くんが突発性難聴発症後、初めてドームに立った17-18年のツアー、からのダンスまでできるようになった22-23年のツアー。この辺は彼の苦しみや努力を思えば涙せずにはいられなかった。その映像を見せてからのスワンソング(二人が見つめ合う振り付けがあります)は鳥肌!

 そしていつもの如く、MC喋りすぎてアンコールのコールすることなくアンコール始まる。笑 最後にふぉ〜ゆ〜も一緒にHappy Happy Greeting踊れて幸せな幕切れ。

ふぉ〜ゆ〜がきた!

 前日の公演にふぉ〜ゆ〜がバックダンサーとして出演したことは情報として持っていたが、出てきた時には思わず歓声が。いつもYouTubeで見るお兄さんたち。今年の夏、TDCでPANICしてたお兄さんたち。2〜3曲で終わりでしょ?と思っていたがなんとほとんどの曲でバックについていた(何曲だったか忘れた・・)。正直4人ともかなり忙しいし、舞台の合間を縫っての出演だったはず。それでもKinKiの節目に駆けつけて、舞台を彩ってくれて、やっぱりKinKiのバックはふぉ〜ゆ〜だよなあと思わせてくれた。表現力豊かでKinKi二人ぼっちの世界を照らす素敵な4人。ずっとこの先もKinKiと一緒に踊ってほしい。(私はこっしー推しです)

ビジュアルって何歳まで更新できるの?

 この日、特に驚いたのは剛くんのビジュアルの良さ。光一くんは毎年変わらず美しいのだが、剛くんの美しさにも磨きがかかっていて衝撃だった。45歳にして歴代のビジュアル更新してくるのすごない?健康的に痩せている。気がする。そしてシュッとしたのかと思いきゃ、タンクトップになった時の二の腕はふわふわで可愛い。グッズや雑誌の写真は、少なからず加工でしょと思う派ですが、ステージに立つリアルな姿がこんなに美しいなんて、やっぱりアイドルってすごい。

KinKi Kidsよ永遠に!

 名前が変わっても、ファンのみんなは変わらず応援できるような環境を(意訳)とKinKiの二人は常々伝えてくれているし、何なら夏に向けて色々構想中とまで言ってくれて、事務所が別々だったり、名前が変わったり、曲の権利問題だったり、いろんな心配事はあるけれど、二人の生の言葉が一番の安心を与えてくれる。そんなツアーだったなあ。てっきりKinKi Kids forever歌って締めるものだと思っていたけど。笑 これからも変わらず二人の活動を続けてくれることに大感謝。
 SUPER EIGHTを関ジャニ、START ENTERTAINMENTをジャニーズ、ファミクラストアをジャニショと言い続けるように、きっとDOMOTOもKinKiと言い続けるであろうオタクたちに幸あれ!

いいなと思ったら応援しよう!

この記事が参加している募集