「いいことノート」で人生が変わった話
心が疲れている時におすすめ:「いいことノート」
私がうつ病で人生のどん底にいた時に、私を救ったテクニックの一つについて話します。
テクニックの名前は「いいことノート」。
1日の終わりにその日あった“良いこと”をノートに書きます。
ここで言う“良いこと”がポイントです。
うつ病でしたから、そもそも幸せに対する感受性が皆無に近くそうそう良いことは見つけられません。
生きてるだけでも大変なのに。
ここで言う良いことはそんなに大したことではありません。
本当にしょうもないことも入れて無理やり10個描きます。
箇条書きで大丈夫です。
皆さんも今日あった良いこと、1分ほど使って10個思い描いてください。
急に言われてもそんなにいっぱい出てこないですよね。
ヒントをあげます。_
僕が書いていたのは、こんな感じです。
朝ご飯を少しだけ食べられた
妹の笑顔を一回見れた(その頃妹も調子が悪かった)
晴れてた
コーヒーが美味しかった
こんなレベルで十分です。
たまに、「焼肉に行った」なんて本当に誰が聞いても“良いこと”が起きた時にはビックニュースでした。
ただ、この「良いことノート」の効果は絶大でした。
初めはすることもないので惰性でやっていたのですが、続けるうちにだんだんと気づくことがありました。
気づき①:かなり“良いこと”は毎日はないが、何も書くことがない日もない
書き始めるまで、毎日本当にホントに何一つ良いことがないと思っていましたし、口に出していました。
でもそんなことはなくて、実際は小さい良いことがしょっちゅう起きていて、意外とそこまではひどくもないことに気付きました。
後から色々学んで気付きましたが、これは認知行動療法に近いと思います。
気付き②:“小さい幸せ見つけ”が得意になる
道を歩いているだけでも、
綺麗な花を見つけた
今日は道にゴミが落ちてなかった
など“良いこと”はたくさんあり、常にノートに書くことを探す癖がつくので、落ちている小銭を拾うように幸せをどんどん見つけるようになりました。
そうして気付かないうちに、人よりも同じ状況でも幸せに感じる能力が高くなっていました。
これは、うつを少し克服した今でもかなり役に立っています。
小さい幸せでも集まると意外と気持ちが良くなるものです。
視界の明るさがほんの少しだけ明るくなったのを覚えています。
一週間続けるだけで効果がわかる
もう一つのおすすめポイントは、効果を実感するまでがかなり短いことです。
一週間で、さっき上に書いたことを実感できます。
騙されたと思ってやってみてください。
最初は10分かかってもすぐに1分ほどで、気付いたら思い出すのではなくてその場で気付いて言葉にするようになっています。
ここまで来たらもうノートは要りません。
うつ気味の人、最近疲れている人、毎日が単調に感じる人、良いことないと思っている人におすすめします。
皆さんの毎日がちょっとだけ楽しく楽になるTipsをこれからも書いてみますので、よかったら見てくださいね〜。
今日もお疲れ様です。ちょっと“良いこと”ありますように。
ましゅ。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?