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子どもは冬でも平気でコーラを飲む
子どもは風の子、本当にそうだ。
私も子どもの頃は平気で真冬に外で遊んでいたし、雪が降った日にゃあ嬉しくて一人でかまくらを作った程だ(埼玉の平地でだ)
ところがどっこい、中学生ぐらいまでは真冬にコート無しでも登校してきたのに、JKになった頃からコートを着出した。
確かに、高校は20-30分の距離をチャリ通学だったので冬の寒さも半端ない。それでもタイツは履かずに生足でルーズソックスであった(時代を感じるねぇ)
〝若い〟と体全体で発熱しているから寒さに強い。うちの子どもらも上着を着せると暑いと言う。真冬でも喫茶店でジンジャーエールとコカコーラを頼む、そして氷も食らう。
何故?!氷は食わんでもええやろ。見てる方が寒いわ。
いつからこんなに着込むようになったんだろう。たぶんババシャツに手を出したのは20代前半の頃だと思う。
まだユニ○ロのヒート○ックや、ベルメ○ンのホット○ットも無い時代、どこかのファッションビルの下着屋さんで手に入れた初のババシャツ。
その頃はザ・ババシャツみたいな商品しか無く、流石にラクダ色や肌色系はオバチャン色が強いのでまだ若さ全盛の私はグレーのババシャツを購入した。
なんだ、これは?!ものすごく温かいではないかー!!それは革命であった。一枚のババシャツがもたらす春の陽気。こんなものが世の中にあるなんて、捨てたもんじゃあないな。
きっとその日からババシャツの虜になった私は冬にはババシャツを欠かせなくなった。
そこから人間の退化は始まる。便利さを引き換えに、己の発熱作用も忘れ、ひたすらにババシャツに染まっていく。自分の内から湧き起こる熱を遮断してしまい、人間の作った最高で愚かなる道具を手に入れ、軟弱な肉体を手に入れた。
オレは、ババシャツを着た事によって、冬の寒さに耐え得る人体能力を失った。
子どもはまだ知らない。ババシャツの威力によって逆に自身の熱を奪うことを。だからお願い、まだババシャツは着なくていいよ、下着はキャミソールかタンクトップか半袖のものでいい。長袖の下着なんか着なくていい。ましてやヒート○ックなんか絶対に着るな!!
私は、ホット○ット派だけど。