高校野球と青春
高校野球が好きだ。
暑いのに仕事を抜け出して奈良大会準決勝を観戦してきた。
スタジアムで生で観戦すると直接若者のパワーを感じられるから楽しい。プレーをしている選手はもちろん、応援席の吹奏楽部、チアリーダー、応援団もいい。
若人が、いまこの時の青春をリアルタイムで過ごしている現場を見させてもらえるのが嬉しい。
かつて青春時代を過ごした方々がスタンドで観戦して若人を見つめてる。その瞳はかつての自分の青春を懐古しているに違いない。私もその一人だ。
高校時代に野球部の応援に行って一回戦五回コールドで負けて泣いたことがある。弱小チームでも精一杯応援したら泣けるもんだ。もちろん甲子園なんて夢のまた夢のような普通の高校だったけど、野球部を応援した夏の思い出はまだ残っている。クラスメイトの野球部の子が泣いていたのもまだ覚えてる(普段はおちゃらけてる奴が)
真剣に取り組んで泣いて笑って。
青春そのもの過ぎて胸が熱くなる。
今の高校生をみて昔の自分を思い出す。
野球を通じて昔の自分と対話する。
それが自分の中の高校野球