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日曜の夕方に訪れる”憂鬱”な気持ちを考える。

多くの人が、「明日も仕事かー」と萎えている日曜の夕方。

一般的にはサザエさん症候群と言われて、Wikipediaにも載っている事象ですが、果たしてその気持ちから逃れることはできないか?考えてみましょう。

多くの場合が、「明日、仕事に行くのが億劫」「仕事に行きたくない」といった後ろ向きな気持ちから湧き出しているわけですが・・・

それでは、なぜ仕事に行きたくないのかを考えてみてはどうでしょう。

最近読んだ本で精神科医の樺沢紫苑先生の「人生うまくいく人の感情リセット術」によると、

自分の力で変えられる事象に対してはストレスはかかりにくい。

と書かれています。

明日仕事があることは、自分では変えることができません。それがストレスを生んでいる可能性もありますし、出勤すれば嫌な上司と顔を合わせないといけないとか、残業をしないといけないなどなど自分の力では変えられないのでストレスになっていることをまず自覚しましょう。

で、例えばスマホのメモ機能でもいいでしょうが、書き出してみましょう。

何が嫌なのか。何が憂鬱なのか。

そして、出てきたものでどうにか自分の創意工夫で変えられることはないかを考えてみましょう。

どうにか創意工夫でストレスを減らせた人はラッキーです。

でも、多くの人はやっぱり自分の力では変えられないと実感するはずです。

そこで、奥の手を繰り出します。

「考えない。」「考えることをやめる。」

「今に集中する。」

「過酷な状況下でも生き延びるために訓練された傭兵が実践している思考ですが、これは実際物事が起きた時に備えて体力を温存する方法です。

つまりは、一時期ブームになったマインドフルネスの考えそのもですね。

どうあがいても明日は来ますし、働かないと賃金はもらえないし。

だったら、とりあえずとっとと寝るとか、今の時間を楽しんでしますという。

結局、先週も、一か月前も、お正月の休み明けもずーっと憂鬱になりながら生活しても何とかなってきてたわけですから。

ほんとに不安な人は、実際にその不安なことをメモに取って明日や一週間後などに答え合わせしてみてください。

実際に起こったことはどれほどでしょうか?

例えば、曹洞宗徳雄山建功寺住職の枡野俊明先生の著書「心配事の9割は起こらない」にも書かれている通り、不安のほとんどが実は取り越し苦労で終わるわけです。

1割来るじゃん!と思うかもしれませんが、1割来たら自分を成長させるチャンスととらえるのがいいでしょう。

そうすれば嫌なこと=自分にとってプラスなこと=ストレスからの解放になります。

結局なんとかなるのであれば考えないのが一番。

これが重要だと思います。

さて、最後にヒントを一つ差し上げます。

お風呂に入って忘れる。

カラダの冷えは、思考をネガティブにします。寒さは動物にとっての生死がかかる重要な局面ですからね。体をあたためてやれば自然と気持ちも柔らかくなりますから、ぜひお風呂に入って忘れましょう。

実際、自分もこの文章はお風呂上りに書いています。

さあ、明日からも頑張りましょう。人生そんなに悪くないはずです。

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