あの時もう少し自分をアピールできていたら。あの時もっと可愛い自分でいられたら。何度も思い返します。あの時は未来が完全に変わってしまうのが怖くて、受かりたくてオーディションを受けているのに、受かりませんように、と心のどこかで思っていた気がします。そんな消極的な考えで人生を変えることはできなくて当然です。なんであの時思いきれなかったんだろう。と今でも思うことがあります。 そして今。泣くほど苦しいのに、どうしても諦められない。はじめからこんな夢を持たなければ幸せに、「普通に」暮ら
こんにちは、ましろです。 アイドルを卒業してからおよそ1年経ちました。 以前のnoteでアイドルでない自分は死んでいるよなもの、と表現した記憶がありますが、まさに死に近い1年間でした。大学に通い、実験実習研究に追われ、オーディションを受け続ける日々でした。自分が何者でもない、何者とも認められない苦しさに追い詰められ、どうにかなりそうでした。またステージに立ちたい。お客さんに会いたい。そう強く思っていたものの、それが叶わないもどかしい気持ちでいっぱいでした。 今まで何個オーデ
ミスiDに挑戦したことについて、改めてnoteにまとめたいと思います。 端的に言うと私は「救い」になりたかったのです。 エントリー時の自己紹介にも書きましたが私は「社会過適合者」でした。社会から受け入れられることが全てだと思っていました。誰とでも愛想良く接する、人に嫌われてはいけない、世間から評価されなければならないという強迫観念に迫られて生きていました。 他人の顔色ばかりを伺って、自分の感情はほぼ全て殺しました。感情のままに悲しんでも喜んでも、周りに迷惑をかけると思った
どうも。ましろです。 今日は私の病気について書きたいと思います。 現代社会で100人に約6人が生涯のうちで一度はうつ病になるそうです。最近病気を公表する芸能人や著名人の方も増えてきて、うつ病への理解が世間的にも広まってきたのかなと思います。 でも、うつは地獄です。その地獄の一部を綴りたいと思います。 大学のストレス、アイドル活動での疲労、家族との関係、色んなものが積み重なってのことだと思います。やることだけが山積して前に進んでいる実感がない研究、こなさなければならない実習や
2022年2月12日、私はひとつの人生を終わらせました。1年半という短い人生。 アイドル文化としてグループに加入したり脱退・卒業することは生と死に例えられます。前に入っていたグループは前世、そこから新しいグループ加入すると転生。そして応援する人が現場に足を運ばなくなることを他界と呼んだりします。 そういった文化もふまえて、アイドルとしての活動はひとつの人生なのだろうと思います。今私はアイドルとして死んでいる状態なのです。卒業を決意したのは自分なので、自分で自分を殺した、と