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静寂から賑やかな世界へ

私は

○ 文章を記すとき

○ 手紙を書くとき

○ 本を読むとき

には、静寂でないと集中できない。


自然の音は心地いいけど、
人の話し声は私の集中を妨げる場合もあるし、
テレビの音なんて以ての外だ。


頭の中が言葉や文字で溢れていて、
それを気持ちよく、好みのリズムに並べたい。

そのために、私には静寂が必要だ。


そうでない時にどうしても文章を書け
と言われたら、
あ゛ーっという感情が先行して書けないし、
本の内容は全く頭に入ってなどいない。


でも、
いつからそうなってしまったんだろう。


私は昔から音楽を聴くのが好きだったから、
勉強中もイヤホンで音楽を流していた気がする。

今よりもっと集中する力があったのだろうか。

脳内で集中ルームと音楽ルームとが
きちんと分離されていて、
互いに邪魔し合うことなく、
共存していたのだろうか。

それともやる気がなかったという有力説も。


今では考えられない。


だから私はこれまでの文章も、
この文章も静寂に包まれて書いてきた。


静寂は
時として人を孤独にさせ、
暗闇にも閉じ込める。


ひとりきりの夜の静寂は孤独を感じ、
真っ黒になるけれど、
朝の静寂はひとりでもどこか心地よさがある。

不思議な感覚。

だからと言って夜が嫌いなわけではない。


朝と夜
太陽と月
光と影
陽と陰
白と黒
静寂と喧騒


どちらか一方だけでは
もう一方を感じることはできない。

どちらもがあるから、
私はこの不思議な感覚を
いつでも味わうことができる。


ありがとう。
ありがとう、世界。
私にどちらもを与えてくれて。


世界に静寂のような期間が訪れた。

だから今度は

喧騒…までは行かなくていいので、

賑やかで、明るく、穏やかな、

そして
存分に夏服を楽しめる時が来ると、いいよね。

私をサポート?!素直にありがとうございます。あなたのサポートは、真っ赤で、真っ黒で、時に真っ青なましろが真っ白になれるよう、note内で活かされ続けます。