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その夜の雪は優しく、美しく、そして力強く。
私の朝に、
もうぬいぐるみはいない。
なんだかぽっかり心に穴が空いたみたい。
ねぇ、ぬいぐるみ。
ちゃんと誰かのところで、
元気にしてるかなぁ。
そして隣にいる人は、幸せかなぁ。
- - - ❄︎
やせつさんの短編小説「ぬいぐるみ」(全7話)が、
あまりに素敵で、
愛おしくて。
もっと多くのみなさんに読んでもらいたいって
心から思ってます。
(下にリンク貼らせていただきます)
- - - ❄︎
私自身、
短編小説ってあまり読んだことがありません。
本は
ビジネス書や自己啓発本は
買って満足しちゃうダメなタイプで、
小説が特に好きです。
だけどそれにも波があって。
それも大波か、細波か、
みたいなとても極端な波です。
本や活字に対して
そういう極端なハマり方をするもんだから、
短編小説がいくつかで成り立ってる本とか、
逆にいつでも止められる気がして、
買ったことがありません。
それなのに、
今回やせつさんが書かれた短編小説は
1日毎の更新にも関わらず、
もっと次へ次へと翌日の更新を
心待ちにしている私がいました。
ここでは小説の中身に触れるより、
やせつさんの文章が魅せるてくれる世界を
私なりの言葉で書きたいと思います。
そして今更ですが、
私は出会った頃のまま、
夜雪さんを"やせつさん"とお呼びします。
- - - ❄︎
やせつさんを
既にご存知の方も多いかと思います。
私はやせつさんと
雅樹(かつお)さんのサポート企画を通じて
出会うことができました。
やせつさんの言葉は、
名前を"夜雪"と書く通り、
まさにその情景に似ています。
今とは真逆の冬の寒い夜、
道ゆく人は誰もいない。
昼間は賑やかな街に、
しんしんと何かを浄化するように、
だけど優しく包み込むような雪が舞う。
優しくも、切なく、儚げで、
でも丁寧にひとつひとつの言葉が紡がれていく。
それら丁寧に紡がれた言葉たちは
私たちの頭の中に
鮮明にその情景を浮かばせる。
とても不思議です。
優しさの中に、
切なさの中に、
儚さの中に、
力強さがある。
「ぬいぐるみ」に出てくるキャラクターには
"noterさん達をイメージにしている部分がある"
と、コメントでこっそり教えてくれました。
まさか私が…!
こんぺいとうを見かけたら、
そっと買って帰ろうと思います。
素敵な作品を、ありがとう。
どうぞみなさんも、
素敵な"やせつワールド"に浸ってください。
- - - ❄︎
この記事は、
やせつさんがnoteに栞を挟んだことを知らず、
だけどタイミング的には
偶然にも、
本当偶然すぎて信じられないけれど、
ほぼ同じ時間帯に書いた想いです。
やせつさんが
新たなチャレンジを気持ちよくできるよう、
心からのエールを。
そして愛を込めて。
ぬいぐるみのましろより。
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