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"君"への手紙

noteを書きたいと思った。

でも、これまでどうやって書いていたのかを
私はすっかり忘れてしまったようだ。

人より遅めに動き出した日常に
身体も時間の使い方も慣れて来た頃合い。

大切な友人と月1,2回という
歓喜のペースで会い、
また色んな物事を共有し合った。

秋が私たちに別れを告げた。

寒さと共に冬が訪れ、
またが猛威を振るい出す。

「やあ、ただいま」

の帰りは全人類誰も待っていないよ。
悪いけど。

東京で200人という数が出た時の驚きは
今ではふーんという無関心に変わり、
500人の数字にも
もはやどう反応していいか難しく思える。

Googleの予測が話題だ。

4週間後に8万9118人も陽性が出るらしい。

どこまで本当かは
活字も苦手な上に、
さらに数字も苦手な私には
到底理解もできないけれど、

どうやら私たちは
またさらに気を引き締めなくてはならない。

最寄りのスーパーの入口に消毒スプレーが
当たり前のように置いてある。

その横にはペーパーも置いてあり、
カゴやカートを拭けるようになっている。

でも消毒スプレーもペーパーも1つだけだから、
そこに土日にはたくさんの家族が群がる。

消毒しなきゃと思うばかり、
蜜のことはいいのだろうかと
毎回そのことが気になって仕方がない。


手を洗う。入念に。

うがいをする。入念に。


私の爪先は綺麗だろうか。

私の喉の奥は綺麗だろうか。


分からない。

怖いのに、どこか他人事な自分もすごく怖い。

だけど、
怖がらなくてはならない理由ができたから、
見えない君と闘おう。

みんなで我慢して、闘おう。


ちなみに少し腹が立つのはさ、

567をカタカナで書いて、
全部くっつけたら"君"になるところだよ。

そんな親しげに来ないでよ。

寒いのも苦手だから、
寒さと一緒に山奥に帰っておくれ。


それじゃあ、バイバイ。

もう手紙は書かないよ。

でもが私たちに協力的になった頃、
書いてあげないこともないけどさ。


私をサポート?!素直にありがとうございます。あなたのサポートは、真っ赤で、真っ黒で、時に真っ青なましろが真っ白になれるよう、note内で活かされ続けます。