ウソ
君との電話が嫌なわけじゃない
君とのラインが嫌なわけじゃない
でも君の好意が苦しい夜もある
眠いという言葉は魔法だ
どんなに君が僕に連絡をしたくても
『眠い』
この言葉で今日が終わる
でも本当は
眠いわけじゃない時もあるし
君との連絡を途切れさせて他のこと話している
そんな嘘の僕がここにいる
そんな嘘の楽しい時間にも
必ず終わりはあって
そんな時とても寂しい時間が僕を襲う
僕の『眠い』の言葉で君も
きっと寂しい夜を過ごしているのだろう
ふと
そんなことを思いながら
僕は今夜も
君に嘘をついて深い眠りにつく