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リゾート、嵐、何も起きないはずがなく・・・【マレーシアハネムーン旅行記③】

マレーシア二日目、朝を迎える。
枕が変わると寝れないタチなのだけれど、ぐっすりと眠れたように思う。
まだ若干外が薄暗いが、昨日の天気予報では曇りのち雨だったはずなのでまぁこんなもんかと手元の格安スマホを起動する。

朝4時だ。

最悪だ、海外旅行で早朝覚醒してしまった。
しかもスマホを見てしまったので覚醒は加速する。
パチスロPVの煽り文みたいな事を言ってしまった。

俺は早朝に目が覚めるとその日の仕事の事を考えて眠れなくなるのだ、その状態がハネムーンの、マレーシアの、リゾートアイランドで起こったのだ。

どうすっかな、嫁も起こしてこの苦しみを共有しようかな。

そんなことを考えていたらなぜか二度寝していた。
労働から解放されると人は良く眠れる。

8時ごろに朝食会場へ向かう。

左側に見えるのが朝食会場

ヒジャブを被ったスタッフさんに部屋番号を伝え、
英語に中国語、あとなんか聞いたことない言語が飛び交っている。そこに日本語を追加しながらテラス席に着席。
マレーシアの料理に加えて、ベーコンやポテトなど洋風の料理が並んでいた。日本の朝食バイキングと比べて大豆力が低い。
納豆と味噌汁と豆腐をよこせ。

朝飯その一

これはなんだったかな、覚えてねぇや。
右下はカレーです、カレー味がしたので。
真ん中のはチキンのソーセージだったはず、この国に豚肉は無い。
そのため、ベーコンも牛だった気がする。あとは焼いたトマト。焼いたトマト味がするます。
左下のカラフルな石は蒸し饅頭みたいな味。
さらに左下はチキンスープに麺いれたやつ、味が薄くて麺がぼそぼその天一あっさりの味。この国に天一が出店したら依存症になるやつが出る。

SUSHI

なぜか寿司がよく出てきた。
いなりが入ってるやん!

写真撮ってないけどココナッツジャム塗ったパンとパイナップルのパイがとても美味しく、朝から血糖値スパイクで酩酊しておりました。

部屋に戻って、昼前まで二度寝をしてランカウイ島にある水族館に。

アンダーウォーターワールド」、昨日行ったパンタイチェナンモールのすぐ近くにある。

入館料が

  • ランカウイ島の住人:300円

  • マレーシア人:1,000円

  • 外国人:3,000円

みたいな感じだった。
正直、この料金体系は日本でも真似すべきだと思う。

水族館の写真ラッシュをくらえ

なんかでかい淡水魚
ニシアフリカトカゲモドキ
アルビノコーンスネーク
オニプレートトカゲ
フトアゴヒゲトカゲ
ガー?
イグアナ
ペンギン
ペンギンズ
うつぼ
サメ
漢字ミス
コツメカワウソ(見にくい)

全体でだいたい一時間半ぐらいだったかな。
そんなにめちゃくちゃ広い水族館ではないけど、コンパクトに色々まとまっていて楽しく見れた。

カオマンガイ

水族館終わりにパンタイチェナンモールに入ってるチキンなんとかという店でカオマンガイを食べる。
これがバカ程旨い。日本にも来てほしい。
調べたらすき家を運営するゼンショーグループの店舗らしい。俺たちは資本主義から逃れられない。
鳥はしっとり柔らかく、タレが滅茶苦茶に甘じょっぱくて好み。
米は多分ジャスミンライス、個人的には日本米の粘りが恋しいんだけれどコレはコレで異国情緒を感じられる。
スープはマジでジョッキで欲しい、うまい焼鳥屋でサービスされるやつの味。
宗教的に豚骨スープが存在しないので鳥で出汁を取る文化が発達したのだろうか。

その後、雨がひどくなってきたので酒を買ってホテルに帰る。

小さい折り畳み傘に嫁と二人で入っていたのでずぶ濡れになりながら入っていると雨宿りしている野犬が同情した目でこちらを見てきた、優しいな、野犬は。人間はこんなにも冷たいのに。

ホテルに戻り、雨の中プールで泳ぐことにする。
俺はわんぱくなので誰一人泳いでいないプールでもザブザブ泳げるんだ。
客室から物珍しそうに白人のおっさんが俺を見ながら酒を飲んでいた、見せもんじゃねぇぞ。
イエローモンキー代表として睨みつけておいた。

そうこうしているとどうぶつ奇想天外!でしか見たことないレベルのスコールになってきたので部屋に退避してユーチューブでパチスロ動画見ながら過ごした、ハネムーンだよな?

夜になり、雨はマシになったものの外出して飯を食うコンディションではないのでグラブで飯を頼むことにする。
なんかタコス的なものを頼んだ、チップいれて1,000円しなかったんじゃねぇかな。

60円で買ったら「もう1本もってけ」と言われたビール、不人気なんだろうか。パッケージはえらいかわいい。
謎の黒ビール
つまみのスパイシーポップコーン

タコスだけで嫁と俺の腹は膨れない。
ハネムーンなのでルームサービスを頼むことにする。

なんか串の盛り合わせとカレー?みたいなやつ

テーブルごと運んできてくれた。チップが必要かわからなかったが、特に求められなかったのでスルーした。もし失礼な振る舞いだったなら謝るから許してほしい。
もし読者がパークロイヤルランカウイに行った際には代わりにチップを払って俺に請求してくれ。

このテーブルに乗っている二皿で2,000円ちょっとだったと思う。
日本なら4倍は取られても文句が無いクオリティで美味しかった。

雨音に包まれながらマレーシア二日目の夜は更けていく。

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