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豚コマとのお付き合い


家計の味方、豚コマ。
カレーや炒め物など何かと使い勝手の良い豚コマ。
そんな豚コマ氏との付き合い方を考えるようになったお話。

これまでは、お肉が安いスーパーで豚コマを特大サイズで購入し、数回分に分けて冷凍保存して使っていた我が家。
夫の本気ダイエットが始まってから、豚肉の脂を避けようとすると、豚コマのパックには当たりと外れが出てきてしまうことに気づいた。

豚コマとは『豚小間肉』のことで、豚肉の色んな部位をキレイにスライスなどした余りの部分であり、パックの中にはモモ・ウデ・ロースなど何がどれ程の割合で入っているのかわからない。
故に買うときはパックを見比べて、細々とした肉が多いとか、赤身部分が多いとか少ないとかいう見た目で手に取っている。
普段から脂身の多そうなパックは避けていたのだが、中身を取り出してみると下段にけっこうな量の脂身が隠れていることがある。

豚コマは大変お得で炒め物や丼物にカレーまで使い回せるのが魅力だけれども、ことダイエットメニューとなると不向きである。
少々値は張るが、きちんとヒレやモモといった部位で選んで買うようにしたい。
値は張るといっても、病気になることに比べたら安いものだ。

ちなみに夫が本気になる前、寄せ鍋をするのに薄い豚バラ肉を使うと甘くて大変美味しいとブームになっていたが、実に愚の骨頂だったと反省している。
(我が家の鍋は野菜類を煮込んでいる土鍋で薄切り肉をしゃぶしゃぶしながら食べる)

私が産後ダイエットを始めてからは豚コマを買っていない。
一番安くて量が多くタンパク質を摂りやすいのは鶏胸肉だとわかっているからである。
ただ、わかっているのは私だけで、夫はもちろんそのようなことを意識してはいない。
夜のスーパーに足を運んでは、「値引きしてたよ!」と嬉しそうに豚バラや肩ロースなどのパックをお土産に買ってくるのだった。

ダイエットの一番の敵は夫なのである。

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