【MME配布】グラデーションのガタガタをキレイにするエフェクト
グラデーション、ディフュージョン、ぼかし系などのエフェクトを使った際に、本来キレイなグラデーションになるはずなのに色の境目がガタガタと出てしまう現象をバンディングといいます。
このバンディングを配列ディザリングという手法で軽減し、キレイなグラデーションを取り戻すエフェクトです。
専門的に言うと16bit色空間を8bit色空間に配列ディザリングで減色してバンディングを軽減します。
配布
使い方
msDithering.xをMMDに読み込んでください。
描画順はどこ?
分かる人|
16bit精度のエフェクトの後ろ、かつ8bit精度のエフェクトの前にしてください。
分からない人|
最後にしてください。
なんかキレイにならない場合は描画順を1つずつ上げていくとどこかでキレイになるかもしれません。でも、最後まで――つまり描画順を1番上にしても――キレイにならないかもしれません。人生みたいですね。
欠点
効果がないこともあります
すべてのグラデーションがキレイになるわけではありません。無いものは取り戻せないからです。
16bitで計算されているグラデーションにだけ効果があります。
特徴的なパターンが見えます
拡大すると配列ディザリングによる特徴的なパターンが見えます。通常の解像度の画像や動画ならば気にならないと思いますが。
容量の肥大
失われるはずのグラデーションを取り戻すことで情報量が増えますので、画像や動画の容量がかなり(2倍とか)増加します。
もし動画編集ソフトでぼかしやノイズをかける予定ならmsDitheringは必要ないかもしれません。