何も知らない人がVtuberのニュースを見て思うこと -2023年5月12日(金)
・MSNでニュースを見ていたら流れてきて、少し気になったので調べてみた。
前情報
・私はVtuber界隈に全く詳しくないです。
・周防パトラ (すおうぱとら)と読むとのことです。
・所属していた事務所が、「ななしいんく」で運営会社は「774株式会社」とのこと。
・さらに「774 inc.」は子会社で、親会社は「株式会社アドウェイズ」とのこと。
引退までの流れ
・2018年7月11日に、「ハニーストラップ」のメンバーとして活動開始。
・2023年3月21日に、全グループ・全所属タレントを「ななしいんく」に統合。これにより「ハニーストラップ」は解散。
・2023年3月下旬に統合により、ソロになるとはなんだろうということを考えたとき、運営に頼らない形を考えたとのこと。
・2023年5月9日に、独立を発表。その際、権利自体を買い取り、チャンネルなどがそのまま残る。
以下感想。
・Twitterや、Youtubeのコメントを見ると、チャンネルが残ったり、キャラクター画像がそのまま残るということが異例のようだ。
・Vtuberを構成する要素として、キャラクター絵や声、Twitter、Youtubeチャンネルなど様々ある。
・それらのうち、声以外のものは権利として運営会社が持っていることが多く、退社してしまったら使えない場合が多いということだ。
・能年玲奈や芸名を使えなくなったのと似ている。
・応援している人からすれば、〇〇会社〇〇事務所に所属している人ではなく、個人を応援している心理があるので、諸々の権利買い取り、移譲は好意的に受け入れられている模様。
・運営会社としては、「声」担当がいなくなったからと言って、別の「声」担当を当てようとは中々ならないだろう。
・アニメの1キャラクターの声優が途中で変わっただけでニュースになるのだから、うまくいかなさそうなことが目に見えている。
・とは言え、声優変更も時間が経てば受け入れられるわけだし、1回は試してみたいよなあと思うが、実際に試した別会社の事例があるようだ。
https://seidentest.com/kizunaai-nakanohitokoutai/
https://www.j-cast.com/2019/07/17362843.html?p=all
・いずれにせようまくいっている感じはしない。
・声担当ではなく、人格担当というのが現実のようで、声優担当を変える以上のインパクトがあるようだ。もう別人じゃんって話みたいだ。
・となると、権利を販売した方が一時的とは言え利益になるので、売ってしまうのはわからない話ではない。
・https://www.youtube.com/watch?v=XUa0gJrp07o
・発表の動画を見てみると、企業には属さないが、元グループとのコラボなどもやらないというわけではなく、機会や条件面などがあえば、元事務所の仕事も受けると話しているが、運営会社も同じ考え方なんだろうか。
・運営会社としてはシェア率を上げて、事務所としての力を付けていきたいと考えているはずで、その際にわざわざ外部となった人を呼ぶのだろうか?
・タレント間で仲の良し悪しはあるだろうが、芸能事務所を見てみると、独立した人の扱いは推して知るべしである。
・タレントの人が、自身のYoutubeに呼ぶなどはあるが、Vtuberの場合はメインの露出がYoutubeなので、なかなか難しい気がする。
・Youtubeに限らずエンタメ産業は、基本的にユーザーの奪い合いなので、芸能事務所が大手になろうとすると、どうしてもライバルを潰す場面を考える必要がある。(吉本やジャニーズを見ればわかるだろうけど。)
・幸いにして、Vtuberという業界は、芸能ほど成熟していない業界なので、このまま柔軟な対応がされるといいなと素朴に思う。
・何より個人的に、仲介や紹介するだけで成立させているビジネスが搾取構造を生んでいると思っていて嫌い(良い面もあると思ってます!!)なので、そうならず人の能力を十分に発揮できる環境に繋がればいいなと思う。
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