東京都で精神障害者保健福祉手帳発行した話
「手帳が欲しい」と思った方がほんのり読んでくれれば良いかなと思います。あくまでレポです。
⬇︎以下お品書きになります⬇︎
ざっくり書いてます。
発行しようと思った経緯
そもそも精神科・心療内科に行こうと思ったのは「発達障害じゃない?」と言われたことがスタートでした。
僕なら500%診断が降りる気がする……そう思って、とりあえず近くの病院へ。
鬱とADHDはすぐ診断が下りました。
でも、個人的にASDもあるだろ〜と思っていたんですが、近くの病院では検査やテストができませんでした。
なので余裕がある時に遠くの病院へ行こうと思い、先に自立支援医療制度を使おうと思いました。
自立支援の書類は病院ごとで値段が違いますが、自己負担が1割〜なしになるので、長期戦になりそうだなと感じた方は申請してみると良いと思います。
手帳を申請したのは、社会に出た時にオープンに働ける可能性を残しておきたかったからです。それなら、学生であるうちは手帳を持っていたほうがいいかもしれない。そう感じた部分が大きいです。
発行するまで
精神障害者保健福祉手帳を発行するには、最低でも半年必要です。
僕の場合は卒業に必要な単位やらなんやらで、発達障害に合うのはどんな病院がいいのか……僕の許容量だとパンクしてしまうので、半年経つか経たないか。
一旦、学業が落ち着いてから病院を変えようと思いました。
というのも、僕がストレスなく通院できる徒歩圏内〜電車ですぐの病院は、どこも発達障害が専門のところがなかったんです。
これは長期戦になるな〜と思ったので、
・自立支援を通す。
・自分で薬の管理をする。(何時間寝れたか?食欲はあるか?など)
・通院する時に、今の自分がこんな感じかな?を意識してメモする。(ここが困ってる。ここが苦手。など)
は常にしていました。
ちなみに国民健康保険の場合は、国保受給者証というのも渡されるので、そちらの管理も忘れずに。
また、自分の所得で月の支払額の天井も変わるので、そこら辺もお役所の方の説明をよく聞いたほうが良いと思います。
病院での書類
僕は手帳に必要な書類を二回発行しました。
病院にもよりますが、書類には5000円もかかりました。二回なので10000円です。ちょっとどころじゃないくらい嫌でした。
・なぜ二回発行したのか?
最初の病院で、事実と異なる診断の書き方をされたからです。(何故か鬱とADHDだけで、かなり軽く書かれる。ASDっぽいしか言われず診断はしてくれない)
書き直しにもお金がかかるなら、別な病院で書いてもらおうと思いました。
・二回目はどんな感じ?
新しい病院でテストを受けてASDの基準を満たしているということで、項目に追加してもらいました。また、よく僕の話を親身に聞いてくれる先生だったので、一枚目の診断書よりは実情をよく反映してもらえました。
余談として先生に「自炊できてないは自発的に食事してないに含めていい」と言われたのが衝撃でした。
申請書類の裏面の部分、⑥生活能力の状態でいうとu「援助があればできる」が多かったです。
僕もそう思います、助けて世界。
役所へ行く
これが一番面倒でした。
何より自分のテリトリーから離れるのが苦手なタイプなので、病院に書類を受け取りに行ったのが2月、提出したのが3月というゆったりとした流れでした。
本人確認ができるもの以外、特別用意するものはなかった気がします。
しいていうなら役所で書く書類の中で使うので、証明写真を持っていった方がスムーズだと思います。
最後に、手帳が届いたらハガキで連絡しますか?というのに自分の住所を書いて、届くのを待つだけです。
手帳が届く
3月に申請してから受け取りまで4ヶ月かかり、7月になりました。
最近はコロナ禍により時間が+1ヶ月かかるそうです。めっちゃ待ちました、ショボーンです。
ちなみに3級でした。
書ける・話せる・病識がある程度ある
ってことだと、こんなもんだと思います。
残念というよりも、まだ働ける希望があるのかな〜という気持ちです。
とりあえずイヤイヤな気持ちが高まる前に、都営交通乗車証の発行に行きました。東京都の福祉サービスで、都営の交通機関が無料になるのです。
ICカードや磁気カードで、都電・都バス・都営地下鉄・日暮里・舎人ライナーが無料になります。
僕は上手に使えていない……という表現が適切なのかは分かりませんし、まだまだ自分の知らないところが多いので、今後の自分に期待!という感じです。
さっくりレポ、以上!