異世界SE_企画書・プロット
※1話読み切りの漫画用の企画書・プロットです。
※こちらを元にした脚本(シナリオ)、小説も投稿しています。
<企画書>
■タイトル
「社畜SEですが、異世界で機械人形たちのメンテナンス係やってます!」
■企画のログライン(要旨)
仕事のやりがいを見失っていた社畜SEの主人公が、異世界転移先で自分の知識を活かしヒロイン(機械人形)たちの危機を救い、仕事や人生に対する前向きさを取り戻す話
■ジャンル
異世界ファンタジー
(知識チート・お仕事もの・ラブコメもの)
■ターゲット層
20〜40代男性
■掲載媒体、想定尺
横読み漫画・読切50p前後
<世界観・キャラ設定>
■世界観設定
いわゆる「ナーロッパ」もの。
剣や魔法、モンスターなどが出てくる中世ヨーロッパ風の異世界。
《用語解説》
アセンブリ帝国
主人公が転移した先の異世界。大陸の8割ほどの領土を誇る大帝国。
実はA男(主人公の先輩SE)が10年前に趣味で作ったパソコンゲームの中の世界。A男も一時期ゲーム内の世界に転移していたが、今はもう現世に帰っている。モンスター
バグやコンピューターウイルスが具現化したもの。汚れた大地から無限に湧き出てくる。ゲーム内世界の脅威。機械人形(ゴーレム)
A男がモンスター対処のため、帝国内のすべての村に配置した戦闘役のロボット(AI)。村人たちからは「守護騎士」と呼ばれている。魔導士
A男が教育したプログラミング技術者。全部で数十名。機械人形だけで対応できないモンスターが出現した際、首都から派遣される仕組みになっていた。A男が現世に帰還した後は技術の伝承が途絶え、今は存在しない。
■キャラ設定
栄田充央(えいだ・みつお) <主人公>
26才。SE。168cm、52kg、黒髪メガネ、地味な容姿。
神奈川県出身。家族構成は父・母・妹。
幼い頃からプログラミングが好きで、中堅大学の情報科を卒業するも、就職難でブラックIT企業にしか入社できなかった。
性格は素直で純朴。職人気質で凝り性なため、熱中すると時間を忘れてしまうことも。
恋愛面はギャルゲーしか経験がないため、女性には夢見がち。童貞。エリザ <メインヒロイン>
機械人形。エカラの双子の姉。
外見は18才。162㎝、48㎏。金髪ロング・ポニーテール。碧眼。
クーデレ。生真面目で責任感が強い。エカラ <サブヒロイン>
機械人形。エリザの双子の妹。
外見は18才。162㎝、48㎏。金髪ロング・ツインテール。碧眼。
シスコン。少し弱気で心配性。ヒナ <モブ>
6才の少女。村人。
村の守護騎士であるエリザとエカラを慕ってる。
<プロット>
【起】
IT企業に勤める社畜SEの充央は、仕事に嫌気がさしていたある日、突然過労死してしまう。目覚めると、そこは異世界。モンスターに襲われかけたところを、双子の姉妹騎士(エリザとエカラ)に救われる。彼女たちはモンスターの襲撃から村を守るよう配置された機械人形だった。
【承】
エリザたちの体はプログラミングにて構成されている。だが、数百年間ろくにメンテナンスされていなかったため、故障寸前。戸惑う充央だったが、この異世界には自分のほかにプログラミングを扱える人間がいないことを知り、彼女たちのメンテナンス係を引き受ける。
仕事を通じて、人の役に立てる喜びを思い出す充央。社畜時代と違って、自らテストボディの開発を買って出たり、前向きに仕事に取り組む。
【転】
そんなある日、隣村に現れたモンスターの調査に向かっていたエカラがコンピューターウイルスに感染したまま帰還。ゾンビ化したエカラとの戦いの中で、エリザは充央を庇い重傷を負い、息絶える。
【結】
一年後、充央は、こつこつと製作していたエリザのテストボディを起動。無事、エリザを蘇らせ、再会を喜び合う。異世界転移前は仕事が嫌いだった充央だが、エリザを助けることができたおかげで自信を取り戻し、SEが天職だと思うようになる。
END
© 2023 Mashii Imai
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?