見出し画像

どうやって始める?ゲーム終盤の集団戦【ゲームエンドから考えるLoLマクロ⑥】

今回も集団戦について考えていこうと思います。
10人のプレイヤーの動きが関わる集団戦は非常に奥が深く、「集団戦中にどのような動きをするか」は、試合ごとに無数の答えがありそうです。

ですが、「集団戦をどう始めるか」であれば、どんな試合であっても使える知識として考えることができるのではないでしょうか?


勝っているとき

中盤までで有利を取り、試合に勝っている場合、積極的に集団戦を起こしていきたい側になります。

ですが、敵が距離を取って安全な立ち位置をキープされたならば、その有利を生かしてファイトを仕掛けることが困難です。
そんなとき以下の2つがあれば、無理やりにでも集団戦を始めることが可能です。

  • 強力なエンゲージスキル・フラッシュ

  • 4ドラ・バロンなどの重要なブジェクト


強力なエンゲージスキル・フラッシュ

”強力なエンゲージスキル” は、言い換えると”避けることが不可・困難なCCスキル”です。
確定で当たるノーチラスRであったり、超広範囲のマオカイR、視界外から飛んでくるアッシュRなどが強力なエンゲージスキルと言えるでしょう。

避けるのが困難なCCスキル

また、スキル単体なら避けることも難しくないものでも、フラッシュと組み合わせることで回避がとても困難になる場合も多いです。(ニーコR、アニーR、ケネンRなど)

フラッシュがあると強力なCCスキル

こういった強力なエンゲージ要素がある場合、強引なファイトを仕掛けることが可能なため、5対5で睨み合いをしたり、敵陣にズカズカ踏み入っていくことが得意になります。
そのスキルを持つチャンピオンの近くに集まっておきましょう。


バロン・ドラゴンソウルなどの重要なブジェクト

特にソロキューにおいては、毎試合味方に強力なエンゲージスキルを持つチャンピオンがいるとも限りません。
こういった場合には、睨み合いやタワーダイブで無理やりファイトを起こしても、うまくいかないことも多いです。

こちらから強引に仕掛けにいく行動ではなく、敵を戦わなければならない状況に引きずり出すことを考えて準備しましょう。
”戦わなければならない状況” すなわちバロンなどの重要なオブジェクトファイトです。

「敵を減らしてから安全にオブジェクトを取る」のではなく、「先にオブジェクトに触り、集団戦を起こすための餌にする」動きが有効でしょう。


よくある失敗

強力なエンゲージスキルがチームにないにもかかわらず、「俺たちは強い!」と攻めのポジションを取り続けていないでしょうか?
「強いはずなのにいまいち攻めきれなかった。なんか時間を使ったけど、結局キルもタワーも取れなかった。」となっていませんか?

ここは強引なファイトやキルを狙うよりも、ミニオンのコントロールやジャングルを盗んで相手のファームを阻害し、オブジェクトファイトまでにゴールド差を維持し続けることを意識しましょう。


負けているとき

負けているときは基本的に同人数での集団戦には勝てません。
敵のミスをつく、敵が取りたいものの反対側を攻める、などして人数差がある状況でのファイトを作り出しましょう。

人数差がある状況が作れれば、チャンスを逃さずすぐに戦いを起こしたいです。のんびりしていると敵が集まる時間を与えてしまいます。
そのため、勝っているとき以上に”強力なエンゲージスキル”の存在が重要になってきます。
その一発に試合のすべてを賭けましょう。


負けている状況で強力なエンゲージスキルがないときが、最も苦しい状況と言えるでしょう。
オブジェクトを触ってファイトを起こしても、勝てる見込みは薄いです。
そもそもオブジェクト先に触ること自体が困難でしょう。

このような場合は取れる選択肢が少なくはありますが、以下に例を挙げておきます。

  • 敵がバロンを触ったときにギャンブルで戦う。

  • タワー付近で耐えて敵のミスを待つ。

  • ひたすら試合を長引かせてゴールド差を埋める。

おわりに

エンゲージが強くない構成の際、終盤にできることが少なく、試合が長引きさらにできることが少なくなっていく、、、という試合展開は経験があるのではないでしょうか?

こちらから仕掛けるのが苦手なのであれば、オブジェクトをかけた重要な場面で相手を引き込んで戦いを始めるやり方もぜひ実践してみてください!

そのためにはドラゴンを重ねて獲ることが重要になってきます。
ドラゴンは2個とっても3個とってもイマイチです。4つ目のドラゴンソウルがかかってこそ敵を釣る餌になるので、そのプレッシャーをうまく利用しましょう!

いいなと思ったら応援しよう!