W杯閉幕〜歓喜 涙 興奮に溢れた1ヶ月間〜
11月20日から始まったFIFAワールドカップカタール大会は、12月18日、アルゼンチン🇦🇷対フランス🇫🇷の劇的な決勝戦を制したアルゼンチンの優勝で幕を下ろした。
今大会の顔は、やはりメッシと言ってもいい。
大会前、今大会で代表活動に終わりを告げると宣言して臨み、見事最高の結果を国民にもたらした英雄の姿に試合を見た全ての人は感動したはず。それ程、価値のある優勝だった。
一方で、フランス代表も前半こそ大きく崩れたもののエース・エムバペのハットトリックなどで何度もアルゼンチンゴールを脅かした。
しかし、やはり個だったと思う。エムバペ個人ならアルゼンチンを圧倒的に制圧していた。しかし、サッカーは団体競技であり、組織として機能していることが勝利を手繰り寄せるには必要なピースだったのではないだろうか。
ただ、フランス代表も絶対的なエースの躍動が、チームにもたらした影響は計り知れないものとも言える。前半いいようにやられた試合展開もエースの一撃で、一方的だった試合が延長戦、PK戦と長く熱い戦いにまでに演出したのだ。
この決勝では、エースの躍動と組織としてのサッカーの対比を如実に表したものではないかと感じたが、どちらが良いなどとは考える必要もない。エースが躍動すれば応援しているファンは盛り上がり、チームは活性化される。組織としての連携を見せれば、個では勝てなくても試合を優位に進める事ができる。どちらにもメリットは大きい。つまりは、エースの躍動と組織的なサッカーを両立できるチームこそが世界一になれるのだろう。
しかし、そんな事難しいことを考えるよりも、この試合を通して試合を見た全ての人が感じた事だろう。
スポーツを楽しむ事で、多くの人と話したり、新しい発見ができ、自分の思いをぶつけることも出来るということ。もちろんサッカーの経験者からすれば、素人の分析ほどヘタクソなものはない。しかし、素人の分析ほど話を広げれるものもない。経験者目線では見えない部分の視点からの分析もあり、よりスポーツを知りたくなる。そう言った良い循環が生まれてくるはずだ。だからこそ、スポーツ界は玄人ファンを重宝するだけでなく、新規ファンの取り込みもおこなっていかなければならない。
今大会の解説で本田圭佑の発言が面白いと話題になった。あまり解説者として上手くない言葉遣いだったが、観戦者の目線と同じような言い方をしてくれる事で親近感を持てるようにしていた様に感じた。
本田圭佑のような解説者がいれば、間接者の解説を聞きたいからと試合を見る人も増えてくるだろう。それがスポーツ界の発展に繋がっていけば、これ以上に嬉しいことはない。
1ヶ月という短い期間でのW杯
試合を見ていた人、ニュースや新聞で知った人
全ての人が一つのスポーツに熱狂した4年に1度の祭典が幕を下ろした。
4年に1度の祭典を見るだけでも興奮するが、それまでの過程を見ていくのも、スポーツをより楽しむ上で大切だと私は思う
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