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映画『イチケイのカラス』舞台挨拶上映を終えて
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映画『イチケイのカラス』
2023年1月13日上映開始
主演 竹野内豊 黒木華 他
監督 田中亮
原作者:浅見理都「イチケイのカラス」
あらすじ
入間みちおが、東京地方裁判所第3支部第1刑事部(通称:イチケイ)を去って2年。
岡山に異動したみちおが担当することになったのは、主婦が史上最年少防衛大臣・鵜城英二に包丁を突きつけたという傷害事件。事件の背景には、不審点だらけのイージス艦と貨物船の衝突事故があった。だがイージス艦の航海内容は全て国家機密で、みちおの伝家の宝刀「職権発動」が通用しない難敵…!! 一方、坂間千鶴は、裁判官の「他職経験制度」で弁護士に。配属先は奇しくもみちおの隣町…! そこで出会った人権派弁護士・月本信吾とバディを組み、人々の悩みに寄り添う月本に、次第に心惹かれていく…。そんな中、町を支える地元大企業のある疑惑が浮かび上がる――。
2つの事件に隠された、衝撃の真実。それは決して開けてはならない パンドラの箱だった――!? どうする、みちお…!!!?
令和月9No. 1ヒットを記録したドラマが待望の映画化!!
感想
失礼ながら、私自身このドラマを見たことないまま映画を見ました。予告編を見て、竹野内豊が演じている主人公が面白おかしく裁判官を演じているんだ〜と言った感覚で見に行きました。舞台挨拶があるからか、席は満員状態でした。また、周りを見ればマダムばかり。少し肩身の狭い思いで、見ていました😅
映画の感想としては、『正義を貫くこと』それは、どちらかが犠牲を強いられること。そんな現実を突きつけられるような内容でした。
自分のしたことが、1人には良くても他の人には迷惑なこと、そんな現実が私たちの生活には溢れています。その中で必死に戦って話し合って最善な道を導かなければならない職業にいる黒木華さん演じる坂間千鶴は、もがき苦しみながらも人の為に努力する。そんな姿に感銘を受けました。
真実を明らかにすることで幸にも不幸にもなる。その様な事象は日常にも多く潜んでいる。法律という正論を振りかざして、バッサバッサと真実を明らかにすることも大事かもしれない。しかし、それは正義感という仮面を被った自己満足な人間なのではないだろうか。果たしてその人間に、真実を知った人のその後の人生を考える余裕はあるのだろうか。
私が言いたいことは、
『真実を明らかにする事だけが重要ではない』
真実を追い求めて、犯人を逮捕し罰を与える。それで、全てが終わるわけではない。その後のその人の人生をサポートできる環境を作っていかなければならない。そうしないと、また同じ過ちを繰り返す事になる。そういった環境を作れるのは、何も警察官に限った話ではない。私たち一般市民も考えていかなければならない事だ。受け入れて、共に生きていく事。
これこそが、正義のサイクルではないかと私は考えている。
まとめ
最後重苦しい話になりましたが、映画の方は幾重にも貼りめぐされた伏線が多く、舞台挨拶でも監督・竹野内さんも言われていましたが、二度三度見ることをお勧めします笑
私は、ドラマの方を見て復習したいと思います
今日はプレミアムボックス席という格式の高い席で見ることができ、大変満足でした。
やっぱり映画は映画館に限る!!!
と、こたつで明日、自室で見る映画を探しながら書きました。
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TOHOシネマズ 梅田で鑑賞しました