コンサルタントとコーチング、カウンセリングの違いとは?
先日、セミナーで
「コンサルタントとコーチングってどう違うんですか?」
と質問を受けたので回答したいと思います。
アプローチ方法が違う
コンサルタントとコーチング、そしてもう1つカウンセリングも含めて3つの違いを説明します。
正確な定義はわからないですが、私的には以下のようにとらえています。
・カウンセリング
傾聴がベース。マイナスを0に戻すことが目的。相手に全て吐き出してもらう。
・コーチング
引き出すことがベース。答えは相手の中にあるので、教えてしまうと相手の気づきを奪ってしまうので、あくまで本人に気づいてもらう。
人生の目的や自身の強み、無意識の顕在化などを主に引き出していく。
・コンサルタント(ティーチング)
教えるのがベース。問題や課題に対して具体的にノウハウや情報提供、テクニックなどやり方を教える。
こちらが回答を持っていて、その答えを教える。
上記が私が考えるコンサルタント、コーチング、カウンセリングの違いです。
自分がどの領域に属して、何をやりたいのか?誰にを明確にする
よくセミナーの参加者の方から、
「コーチングで起業したいんです」
「(何をやりたいか?の問いに)コーチングとカウンセリングの両方です」
など、色々と相談を受けるのですが、そもそもコーチングとカウンセリングでは対象とする相手の方の悩みの深さも違いますし、こちらの相手へ接する対処も変わってきます。
この辺りを曖昧なまま、何となくやっていると、そもそも領域が違う方が集まると相手も本人も後々、しんどい思いをすることになります。
また、コンサルタントと一口にいっても、完全にティーチングだけの方もいれば、僕みたいにコーチングとティーチングの両方をコンサルの中で提供する人もいます。
まずは、自分のお客様は「誰なのか?」ということを明確にしておく事が大切です。