Meta広告 運用時にやっておきたいコンバージョンAPIとその他の推奨設定
Meta広告(Facebook広告・Instagram広告)を運用する際に注意をしないといけないのがiOS問題です。
iOS問題とは2021年の4月にリリースされたiOS14以降に導入されたApp Tracking Transparency(通称ATT)と呼ばれるAppleのユーザープライバシー機能によって、ユーザーの興味関心やアプリ上での動きなどが計測できなくなった問題です。
iPhoneユーザーなら絶対に見たことあるであろう、アプリを入れたときに最初の方に聞かれる「APPトラッキングを要求しない」か「許可」の選択肢のことです。
こちらの選択肢は約88%の人が「要求しない」を選択しているそうです。
iOS問題で結果、iPhoneユーザーの88%のCV計測がうまく取れなくなったと捉えてもらうと分かりやすいかと思います。
今回はiOS問題を解消するためにMeta広告で必ずやっておきたい内容をご紹介します。
※2023年2月時点の情報ですので、今後のアップデートで変わる可能性はございます。
1.自動詳細マッチング
ピクセルの設定を行えるイベントマネージャーの概要の中に設定のボタンがあります。
後ほど出てくるコンバージョンAPIが使えなくても、まずはこの「自動詳細マッチング」をオンにしているだけで、計測を補完をしてくれます。
2.Cookie(クッキー)のオン
先ほどと同じくイベントマネージャーの概要の中に設定があります。
こちらがオンになっていない場合は、下の編集を押してオンにしましょう。
3.コンバージョンAPIの設定
こちらも同じくイベントマネージャーに設定があります。
連携の方法は様々ですので、まずはできる方法でAPIの設定を行いましょう。
コンバージョンAPIがうまく設置できたかを確認する方法があります。
イベントマネージャーの「概要」を見ると変化が起きてきます。
コンバージョンAPI設定前の概要欄
コンバージョンAPI設定後の概要欄
このように「イベントのマッチングクオリティ」の列が出現します。
API設定後すぐには出ません。設定した後は時間を置いて確認してみましょう。
その他設定
他にもやっておいた方がいい設定として「ドメイン認証」と「合算イベント測定」の設定もありますが、そちらは次回記載していきます!
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