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久しぶり、猫。元気だったか!

 犬や猫、コロナ終息の頃から、見かけなくなった。犬は、飼い主の高齢化、別の意味での年齢化、ガキどもがお坊ちゃま、お嬢ちゃま、言い換えれば色気づいて、あるいは将来へ向けての自覚で勉強やスポーツと視野が広くなって、犬を連れて小便流しどころじゃないわって感じか。一方、猫は、犬と違って、忠誠心もなく気ままに気分次第の生活、人間を飼い主なんて思っていない。ただのエサ係、あるいは大家、その程度の存在、気分次第でどっかへ行く。
 その猫、ここ2,3日、我が家近くを周回している。もちろん特定の家中心に。前は、白黒、金そして薄茶、3匹、世代も違う。この辺りをよく廻っていた。犬と違って、勝手にうろつく。驚くのはジャンプ力や機敏性、室外機やゴミ箱を平気で飛び越し、天板に乗る。
 ちょっと障害物を置くと、怒る。
 犬は,高齢化して散歩にも出ない、吠えたり唸ったりもしない。いないのかもしれない。多数飼っていたのが、減った。運動というより介護。おむつをつけて、よたよたと。高齢の飼い主より、さらに実質上の高齢犬。
 それでも、久しぶりに見かけると、おお、元気だったかと声を掛けたくなる。当然、無視、しかし、その姿が年寄り臭く、遅い。肥って、動きが悪い。年を取るとは、そういうことか。
 感性がとろくなる。
 総理大臣はじめ各大臣の集合写真を見ると、もう駄目だって思う。

芙蓉も終わりに近い、そしてピンボケ

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