はじめての海外旅行、それはソウル
46歳ぐらいだったか、はじめて海外旅行へ行った。
エッセンシャルな公務員で、当時(平成10年代後半)、日本にも海外との交流がものすごく多くなり、仕事面でも、海外への意識と目が重要視sれてきた頃だった。
外国語研修が必要ということで、自主努力の意味もあって、韓国語を手探りで勉強した。全然、使い物にはならなかったけど、韓国・朝鮮への関心と理解は深まった。当時は、若干、継続的な反日感情は露骨ではなかったものの、ソウルオリンピック前でもあり、悪い感じはなかった。
2泊3日、11月の祝日と週末の土・日を利用して、ドキドキしながら、初めてんぼ海外旅行を敢行した。なんでも最初は、そんなもの。
関空から飛行機、アシアナ航空、パイロットは、軍人上がりとか、ちょっと荒っぽいけど、不安感はない。ちょいそこなので機内サービスはない、試しに、「コーヒー」とキャビンアテンダントに言ったら、「鼻血ですか?」、発音が悪かったようだ。何事も、チャレンジではある。これが外国の面白い、そして危険なところ、そして面白いところ。
思い出は、いろいろ。
外食しても、言葉が通じない。日本語も英語も、まして韓国語も。見様見真似、ついには、横の隣の席の韓国人と同じ物頼むって身振り手振り、その隣の韓国人が韓国語で言っていることは、なんとなくわかった。
「日本人が、同じもの食べるって言っている。」とか、
反日じゃない。
ソウルをぶらぶら、景徳宮を見学、小学生の集団が、笑いながら、
「イルボン、イルボン」
反日じゃない
夜、午後11時を過ぎると地下鉄は終電で、なし。
歩いてホテルへ帰ろうとするが、迷子。
通りがかった女の子に、ホテルを尋ねる、簡単な英語、そしたら
その女の子、別の通りがかりの爺さんに、韓国語で話しかけ、爺さん、
「この道を~~。」日本語で。あれまって。
様々な思いをして、帰国した、いい思い出ばかり、また行きたい。
アニョン・ハセよ
カムサムニダ