興福寺、国立奈良博物館へ行った。
国立奈良博物館、もう何度目かの見学、記憶では3回。初めて見た大きな仏像、日本史の教科書で見た、その本物、こんなにでっかいとは。
その驚き。
次の時、中国福建省で造られたガラス製の天目茶碗、透きとおったあの濃い青、群青色というものは、こういう色かと。
中学生の頃読んだ,井上靖の小説、大好きだった。あの感動、
『天平の甍』だったと思う、あれが私の人生の目覚め、折を見て,孫と語り合いたい。孫は、いまは野球、リトルリーグとでもいうか、クラブに入った。下の孫は、まだ低学年、まだまだ自分の好きなことへの決意がない。
そのうち、目覚めるだろう、そのときが愉しみ。
私の祖父は,孫は8人。それでも不器用な表現で孫の私への思いを身体で表していた。明治の人間、誇りと面子か、それが懐かしい。
国立奈良博物館、テーマは空海
正面中央に、いろいろな仏像、そして曼荼羅、様々な書面や仏具、
ギャラリーがあまりに多い。
人いきれ、混雑、とてもゆっくり観ることのできる状況にはない。
雰囲気だけ感じ取った。
空海、弘法大師、我が国のスーパースターである。
いろいろな本で、空海を尊敬している。
名前を借りた業績、実際、空海がやった以上の業績、逸話がすばらしい。
興福寺、2回目。拝観料500円の割には、時間は短い。それがわかっていながら、観に行った、もう終わりかもしれない。
奈良の様々な仏像、お寺、大好きである。時々行ってみたい。
妻と一緒に行くのもいい。
奈良に来た機会を利用して、二年前狙撃されて亡くなった安部元総理を偲んで、大和西大寺の事件現場を訪ねた。なんの慰霊のモニュメントもない。
寂しい。
外国の観光客がたいへん多かった。
電車のなか,半分は外国人
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