見出し画像

急性肝炎ウィルス、もう32年前発症、感染は、それよりずっと前

 30歳代後半、いやいやだった仕事も、周囲から、なすべきこと、やれることを指導されて、教えられ、強いられて、自分でも、結婚しこどもも3人、父親として頑張れなくちゃと、一生懸命になって、ほぼ軌道に乗って、大きな施設で課長補佐の職務に励んでいたころだった。
 体が気だるく、会う人会う人が、みな「顔色が悪い。」、「黄疸じゃないか。」と心配してくれた。組織内の共済組合医師に診察してもらったら、「検査しなさい。多分、肝炎。すぐ開業医でも血液検査を早急にしてもらいなさい。」と言われ、仕事が終わったあと、近くの内科医で血液検査やエコーを撮った。「明日には、結果が出る。」と。
 翌日行くと、「急性肝炎で、場合によっては危険だ。大病院へ精密検査に行きなさい。」、そして、大きな病院で、検査結果を踏まえて受診、即入院した。そのとき、「どのくらいの期間、入院ですか?」と尋ねると、「2か月か、死ぬまでか。」なんて答え。
 そして、1カ月半入院した。
 それはそれで、すべて終わったと思っていた。
 なぜか、数年前以上、テレビで弁護士事務所のCM,B型肝炎賠償、急性肝炎、私は、その原因と一般的言われるもの、全然、心当たりがなかった。
①医療事故、注射針差し、②血液などの体液感染、それらはないと断言した。他人は、おもしろがって、変な遊びしたんじゃないかとか、なんと!
他人事は、何とでも言う。
 一挙数十年、集団予防接種での注射器使いまわし、これだ!
 早速、東京の弁護士事務所へ電話し相談した。最初は、弁護士、具体的な方向性や資料収集など事務員から懇切な指導を受けた。
 そのとおりにやったが、結果的には、血液検査で、抗原反応が、あまりに低く、請求もできない数値、かかりつけ医の検査では足らず、医療センターで精密な検査も数種類受けた。
 やはり、数値は、低すぎた。
 集団予防接種で急性肝炎を発症した証明することはできなかった。
 自分の心の中で、その病気のメカニズムが、いろいろな書籍や医療関係者の説明・指導で、ほぼ了解した。
 当時としては、いたしかたないところと推測する。
 肝がんや肝硬変などの肝臓機能の大きなダメージの疾病、数値で明確にでるほどでもない。それはそれで、いい結果なのだ。
 母親、妻そして当時まだ胎児だった四女、いずれもウィルス感染はしていなかった。
 ウイルスのよる感染症、現在、コロナウィルスが蔓延している、その生態は、専門家でも十分把握されていないようではある。
 数限りないウイルスや細菌、バクテリア、詳しいことはわからない。
 限りある人生、自分の身体、死ぬまで、気を遣って健康で生きたいものだ。
 親に感謝したい。元気が一番。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?